山ッチの自転車漂流記

ブルベをはじめ自転車にまつわる雑多なことを書き散らします。

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BRM707宇都宮600km 地獄編

7月7日~8日にかけて、AJ宇都宮主催の600kmブルベのスタッフ業務のお手伝いをしてきた。
6月30日~7月1日に行った、同ブルベの「認定試走」に関するオブリゲーションのひとつだ。

【スタート見送り】
6日(金)の23:50ごろスタート会場である宇都宮森林公園大駐車場に集合。
天気は生憎の雨。エントリー65人に対し、出走は27人だ。共同開催のRN宮城(寒河江発)ではエントリー16人に対し、出走11名という状況。
未出走者の方が多いという厳しいコンディションをものともせず、ブリーフィングに臨む27人の勇者。うち2名は女性だ!
人数が少ないため、ウェーブスタートではなく、一斉スタートとなる。1:00になり、検車が終了した方から三々五々出発した。
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【PC3業務】
今回のスタッフのお手伝い、私の役目は、有人PC設営、運営の補助だ。宇都宮班のPC3およびPC8、宮城班のPC3およびPC9として利用される「セブンイレブン猪苗代若宮店」に移動。
スタッフのS木さんと一緒に、車で東北自動車道を北上、現場に向かう。
4時を少し回ったころ現地に到着。すでに地元協力スタッフの「ロンリーH」さんも待機されていた。「ロンリーH」さんにはシークレットPCの設営という任務があるので、それに必要なグッズを手渡した。
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ここは宇都宮から156km、寒河江からは150kmというロケーション。
最初に飛び込んできたのは、宇都宮発の参加者。スタートから約6時間強、7時台での到着だ。
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クローズの11:24にかけて宇都宮組は27名中25名がPC3を通過した。雨中走行で皆さん疲れた表情であったが、まだまだ余裕は残している。ただし、一人のベテラン参加者がしばし熟考のうえ、PC3にてDNFを宣言された。気力体力には問題ないが、先々のリスクを考慮されてのご判断。この時点で宇都宮組の走行者は24名となった。
宮城組は、8時台に最初の通過者「K関」さんが飛び込んできた。今日はママチャリではなくコルナゴでの参加だ。
PCクローズの11:00にかけて11名が通過した。4名はDNFが確認された。

PC3での有人チェックに気が付かず、コンビニでレシートだけ入手され通過した方も宇都宮、宮城とも1名ずついらしたが、無事走行中であることが確認でき一安心。

この先の行程の長さや厳しさ、今日中は降り止まぬであろう雨にため息し、参加者の心中に思いを致しつつ、PC3をクローズした。
次は18時より同じ場所で宇都宮組のPC8、宮城組のPC9を設営する。それまではしばし休憩。

【PC8&9業務】
17時に再びセブンイレブン猪苗代若宮店に到着、S木さんとPC開設に備える。ほどなく、一緒にPC運営に当たる「なでら男さん」「ロンリーH」さんも到着した。
通過チェック用テント、仮眠用テントを設営する予定なのだが、風雨が強く、しばらく様子を見てからということになり、なでら男さんの車の中で時を過ごす。
車中待機中、ロンリーHさんから奥様御手製お弁当の差し入れを頂いた。その気遣いとクオリティの高さに一同感動!美味しく頂きました、ありがとうございました。次はロンリーHさん宅で飲み会をやりたいです。
ロンリーHさんは翌日の仕事のため、22時ごろ上がられた。お疲れさまでした。

スタッフ用メールでの情報では、宇都宮組は23人、宮城組は7名が折り返しのPCを通過したらしい。
窓越しに強い雨風を見、先週試走したコースや睡魔との苦闘を思い出すと、参加者がこれから直面するであろう困難を想像せざるを得ない。

風が弱まった夜半、テントを張り、PCを設営した。
交替で仮眠をとりながら通過者を待つが、重ね着をしても寒さが堪える。加えて薄気味悪い鵺(ヌエ)の鳴き声。
眠気も加わって大変だったが、一番大変だったのは、なでら男さんの「誘惑」。「いまビール一杯くらいやっても、通過者が来るまでには抜けちゃうよ」などと冗談なのか本気なのか分からぬご発言。グラグラときたが、なんとか耐えしのいだ。
日付が変わっても誰もやってくる気配がない。スタッフ用メールにより、喜多方のPC7やさらに手前の大峠付近で苦闘されている参加者情報が入ってくる。DNFの知らせも徐々に増えてきた。

参加者はやってこないが、警察はやって来た。不審者の通報があったのだろう、猪苗代市街方面N115からパトカーがゆっくりとコンビニ内に入り、辺りをうかがいながらPCテントの所に。職務質問を受けたが、S木さんがイベントの主旨や予定、参加者の到着を待っていることなどを話し、すぐに理解してもらえた。私が対応していたら、また別の結果になったかもしれない・・・・。

午前2時半を回ったころ、ようやく宇都宮組最初の通過者。「ふつうのパパ」さんというHNは存じ上げていたが、その方だった。取上峠からの下りが寒くて参ったとこぼされていたが、先々のことを冷静に判断され、ここで仮眠をとって行くこととされた。

3時を回るころ、通過者が増えてきた。みな一様に寒さに震え、顔からは脂気が失われている。
コンビニで買い物されたものの、次に何をしたらよいかわからず右往左往される方もいる。寒さや疲労、眠気が重なり低血糖に近い状態に陥っているのかもしれない。S木さんは、そういう方に声をかけてブルベカードとレシートを預かり、補給を優先してもらっていた。
コンビニの外壁にずらりと並ぶ自転車群。
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ほとんどの方が仮眠用テントを利用され、テント内は満室状態。起こす時刻の指定も受けたりしたのだが、誰が誰だかも分からない。起床予定時刻を書くタグを用意するなど、来年への課題かもしれない。

宮城組の最初の到着は4時ごろ。K関さんだ。合羽の裾や股の部分はボロボロで苦闘ぶりがうかがわれる。
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宇都宮組PC8のクローズは5:56。結局、DNFが相次ぎ、PC8を通過できたのは14名だけだった。

宮城組のクローズは9:00。7時時点ではまだ2名の通過しか確認できていない。
7:30近くなって、ようやく有名人「ちゃりけん」さんが到着。ちゃりけんさんのバイクと通過チェックの風景。そして次のPCに向かう姿。
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宮城組4人目の方のバイクのハンドル回り。iPhoneをコマ図代わりに使われているのだろうか、このスタイルは今後増えそうな予感。
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クローズの刻限が近づいてくるが、なんと強豪Pokkyさんが未着だ。国道115沿いまで出て待つが、無情にもクローズ時刻に。S木さんが携帯により連絡を取ったところ、寝過ごしたため遅れ、勢至堂トンネルを出た辺りにいるらしい。トラブルはないようだ。残念であるが一安心。
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PC8&9を撤収、コンビニの店員さんに礼を言い引き上げる。
なでら男さんとはここでお別れ。お疲れさまでした。お話とても面白かったです。今度機会があれば飲みたいですね。

この後は、ゴールの森林公園目指して、国道49号、121号をひた走る。途中の野口英世記念館でトイレ休憩と買い物。野口博士の生家をフェンス越しに「見学」。
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PC10のヤマザキショップ会津高原店に立ち寄り、スタッフ業務されていたI坂さん、へばなさんとご挨拶。長時間の従事で大変お疲れのご様子だった。

ゴールの森林公園には15時半ごろ到着した。すでに5名ほどの方が到着されていた。
クローズまでに14名がゴール。出走者は27名だったので、完走率は50%強という厳しさだった。
宮城組からも連絡が入り、4名が完走したとのこと。出走者11名なので完走率は4割に満たない。

参加者の皆さん、過酷なコンディションの中、お疲れさまでした。完走できなかったとしてもチャレンジ精神には敬服いたします。
完走者の皆さん、おめでとうございます。個人的には1,000km完走位の価値があるのではないかと思います。
スタッフの皆さんも長時間の従事、おつかれさまでした。大きなトラブルがなくて何よりでした。また何らかの形でブルベ運営のお手伝いができればと考えています。

エピソード1
参加者のお一人JKさんを各PCでサポートするため(これはルール内)、奥様のみーちゃんが車でPC毎に先回り。
我々の従事するPC3にも元気良くやって来られた。
マシンガントークを連発しながら、コーヒーミルをとりだす。ビックリしながら見ているとコーヒー豆を挽き、ドリップで美味しいコーヒーを淹れてくれた。参加者にもふるまわれていたが、コーヒー豆がなくなるとコンビニでソーセージと卵を調達、持参したフライパンで、エッグ&ソーセージを作られていた。参加者の皆さんは感謝しておられましたよ。
(翌日は、PC10のコンビニ内休憩室でも同じような調理風景が繰り広げられたらしい。)

エピソード2
PC8で通過チェック時の会話。
参加者「いや~、眠くて眠くて参りましたよ。大峠手前に良さそうなバス停があったのでそこで仮眠してきました」
私「そうですか、大変でしたね。雪国はバス停が屋根付でしっかりしているから助かりますよね」
なでら男さん(独り言)「大峠には路線バス通ってないんだけどな・・・・・」

【番外編】息抜きも大切
1日目の昼食は、ロンリーHさんに教えていただいた、桧原湖畔にあるラーメン店「しおや」で。
S木さんは山塩ラーメン、私は赤魂ラーメンをオーダー。麺はコシのある太めの縮れ麺、スープもしっかりした味で大変おいしゅうございました。
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昼食後は、白布峠に向かう道沿いにある温泉宿「湯流里(ゆるり)」で入浴・休憩。入浴料500円也。
寒河江ご出身という女将さんと今日のイベントについて話すると目を丸くされていた。

その後、道の駅裏磐梯で仮眠をとったり、喜多方まで今日のルートの一部を逆行したりして時を過ごす。写真は雨に煙る桧原湖の風景。
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2日目。PC10撤収作業中のI坂さん、へばなさんを訪問した後、S木さんと私は少し戻ったポイントにある隠れた名店「かいなり」で昼食。S木さんは冷やしタヌキ、私は山菜ソバをオーダー。期待通りの味だった。
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600kmブルベの装備

先週末、600kmブルベを試走した際の装備について備忘録的に書いておきたい。

まずはハンドル回り。
ライトは、GENTOS閃B355×2、およびハブ軸に装着したCATEYE(HL-EL530)の3灯体制。GENTOS閃は、ミノウラ製のホルダー上に、ベルや手製マップホルダーとともに装着している。
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これはマップホルダー上の様子。コマ図を紙ばさみと髪止め用輪ゴムで固定している。
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次に、シートポストに装着しているバッグ。TOPEAKのダイナパックの上に、100均で買ったネットで雨具が入った袋を固定している。
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これは、バッグの中身。スペアチューブ、工具類、小物入れ、ヘッドライト、熊鈴など。
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持参した品々はそれぞれ期待した働きをしてくれたが、今回の最大の功労者はサドル。selle-an-atomicaの革サドルだ。600km走って、擦れや坐骨付近のひどい痛みとは無縁だった。
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BRM707宇都宮600km試走記 復路編

~往路編より続く~

PC5(最上川ふるさと総合公園)~PC6(セブンイレブン飯豊椿店) 55.9km
折り返し地点のPC5には、センターハウス内に食事ができるコーナーもあるのだが、人でごった返しているので、PC6に向かう途中のコンビニか道の駅で食事することにした。

国道458号に復し、西に向かう。右前方に雪を戴いた月山が見える。
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補給ポイントについては、コマ図復路4にあるローソンにするか、国道287号沿いにある「道の駅おおえ」にするか迷ったのだが、腰を落ち着けて食事できることを期待し、道の駅に入った。
なでら男さんはビーフカレー、S藤さんは冷やし中華、私はもり蕎麦をオーダー。食事が出てくるのを待ちながら、S藤さんの健啖家ぶりが話題になる(ほとんどすべてのPCで弁当など、ガッツリ食事を摂られるのだ)。

食事も含め30分くらい休憩しただろうか、次のPC目指して国道287号を南下する。
まずいことに睡魔が出てきた。意識が飛び始める。出力も大幅に下がり、他のお二人に後れはじめる。
地元のなでら男さんの気遣いで、次の「道の駅白鷹ヤナ公園」で仮眠をとらせていただく。
休憩所のベンチで横になる。それほど長い時間眠れた訳ではなかったが、すっきりした。

コースに戻り、置賜西部広域農道方面を目指す。広域農道付近では度々クマが目撃されているらしく、明るいうちに通過したいと願っている区間だ。持参した熊鈴の音量を最大化する。
広域農道に入る手前、コマ図復路10が少々分かりにくい。現地はこんな感じ。この手前に同じような変形Y字路がある。ただ、間違って手前のポイントで左に進んでも、その先でコースに合流するようだ。
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広域農道は、アップダウンが断続的に続く。なでら男さんによれば、今回のコースと逆に進んだ方が厳しいとのこと。いや、こちらの方向からも十分きつかったですけど・・・。
広域農道からは、長井市街などが見渡せ眺望が良い。クマの問題さえなければ、夜景を眺めながらというのも悪くないのだが・・・。

PC6には19:13着。本格的に暗くなる前に到着できて良かった。
なでら男さんは地元の利を活かし、PCで奥様にデポしてあった着替えを受け取りリフレッシュ。この手が使えることが羨ましい。

PC6~PC7(ファミリーマート喜多方桜ケ丘店) 54.5km
この区間から2度目のナイトランに入った。
県道8号は田園地帯や山沿いを通り抜けるのだが、途中、蛍の舞いを見ることができた。

PC6を発つ際にお二人より少し先行させていただいたのだが、国道121号を目指している間に再び睡魔に襲われ始めた。
お二人に追いつかれ、「ふらついてるよ。田んぼに落ちないように」との指摘を受ける。

国道121号に合流する復路20の少し南にある「道の駅田沢」で仮眠をとる。屋外の軽食コーナーのテーブルの上にしばし突っ伏す。振り返れば「道の駅おおえ」以降、すべての道の駅で休憩している。
少しすっきりしたので大峠に向けリスタートする。

大峠に向かう国道121号は整備された道で路肩もきれい。長い上り坂だが勾配はさほどではない。交通量は少ないものの、車がハイスピードで通り過ぎるので要注意だ。眠気でふらつくようなら、迷わず停まって休息した方が良い。

口笛のような「トラツグミ」の気味の悪い鳴き声を聞きながら、トンネルに至る。永遠に続くのではないかと思われる大峠トンネルを抜けると、長短のトンネルがいくつも連続する。
「日中トンネル」を抜けてすぐに左折するので、トンネル名の確認を忘れずに。

この後の下りが実は難関。暗いうえにすごく寒いのだ。
ウィンドブレーカ兼用の合羽を着こみ寒さをしのぐが、手がかじかんでくる。

PC7には23:09着。なでら男さんとS藤さんが出発の用意をしているところだった。
カップめんを啜って身体を温める。

PC7~PC8(セブンイレブン猪苗代若宮店) 40.1km
この区間、距離はないが長い登り坂がある。区間の平均斜度は今回のルートで一番の難所だ。
出発して本格的な上り坂に入る前で、またもや睡魔。
屋根付のバス停のベンチでしばし仮眠する。30分くらい寝ただろうか。なんだか訳の分らぬ夢を見たようだ。

坂のピークは「大塩桜峠」。途中「9%」という勾配表示が幾度も現れ、その後比較的なだらかになったりと緩急の連続だ。もうそろそろピークかと思いきや、登坂車線が現れうんざりさせられる。
ピークはPC7を出発して18kmくらいなので、本番走られる方は騙されないように。

この区間の最大の問題は、長い登りよりもその後の下りかもしれない。
汗が冷えてとにかく寒いのだ。気温表示は14℃とか出ていたが、体感は10℃以下というところ。
疲れ、眠気、寒さが重なると危険な状態になるので、しっかりした防寒対策が必要だ。
PC8は前日のPC3と同じコンビニ。2:36着。なでら男さん、S藤さんの姿は見えなかった。

PC8~PC9(セブンイレブン北会津中学校前店) 35.3km
この区間、今回の最短区間でしかも下り基調。
1時間半くらいでPC9に着けるものと計算していたが、またもや睡魔の壁。
途中のセブンイレブンの対面にあるコイン精米機で仮眠。中は虫が多かったが、寒さをしのぐためには止むを得ない。

リスタートしてコマ図の確認をしているとS藤さんに追いつかれた。道の駅裏磐梯で仮眠していたとのこと。建物内の休憩室で横になれ、寒さと無縁だったらしい。

PC9に向かう途中で夜が明けた。朝焼けの中に屹立する磐梯山。
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PC9には5:06着。なでら男さんが疲れ切ったご様子で休憩されていた。
S藤さんはここでもガッツリ補給。私も負けずに朝からビーフカレー。
このコンビニで洗面セットを調達し、ペットボトルの水で歯磨き。良い気分転換となった。

PC9~PC10(ヤマザキショップ会津高原店) 61.9km
PC9~10、今回のルートで獲得標高が最も大きい区間だ。氷玉峠を経由し大内宿の近くを通り、中山峠も経て南会津に抜けるルート。

氷玉峠の本格的な登りが始まる所で、先行するなでら男さんに追いついた。強烈な睡魔が襲ってきたので、自転車から降りてリカバリーを図っていたとのこと。とても辛そうな表情であったが、経験豊かな氏のこと、きっと困難克服されるだろうと見て先行させていただいた。

氷玉峠に至る道は、勾配表示こそ7~8%と小さいものの、登りの距離が長い。また、ところどころ勾配表示を大幅に超える傾斜もあるように感じた。途中、絶景ポイントが何箇所かあった。会津駒ヶ岳飯豊連峰の姿を拝むこともでき、感動した。写真を撮り忘れたけど。

峠はコマ図復路58より12kmほど進んだところにある。写真の「下野街道看板」が見えたら間もなくピークだ。
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峠にはトンネルがあり、これを抜けると下り基調。途中、大内ダムの側を通る。
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さらに下ると進行方向右手に大内宿が現れる。大内宿はメインストリートからの光景が有名だが、県道方向から眺めた風景も生活感があったりして興味深い。
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大内宿を通過した直後に右折ポイントがある。「何故ここで右折?」という疑問は、すぐ解消する。コース設計者のこだわりが感じられる。

右折してほどなく現れるケヤキの大木。私の写真ではその量感を伝えきれない。
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道なりに進むとやがて国道121号に合流する。121号は交通量が多いので要注意だ。疲れもピークに達しているので、睡魔を感じたらすぐに休憩した方が良い。
私は、コマ図復路66から1km弱進んだ所にある消防署の前に設置された「歩行者用休憩所」なるところで休憩し、睡魔をしのいだ。石造りのベンチがあり、横になるとひんやりして実に気持ちが良かった。

最後のコントロールであるPC10には9:19着。このコンビニには休憩スペースが設置されており、ここでPC10到着のメールを打っているとなでら男さんが到着された。強烈な睡魔に襲われ、氷玉峠の登りでは地獄を経験されたらしい。
しばらくしてS藤さんも到着、最終区間の情報交換などを行う。

PC10~FIN(宇都宮森林公園 自然休養林管理センター) 76.0km
最終区間は、今回のコースで最長であるが、下り基調。疲れていなければ2時間台で走れる区間だ。
が、すでに530kmほど走った身体には堪える長さだ。しかも結構な向かい風ときている。

そんな中、決して競争したわけではなかったのだが、なでら男さんと抜かし抜かされの展開となった。
山王トンネルの下りでなでら男さんをパスさせていただいたのだが、三ツ岩トンネルの手前で「眠いっ!」と叫ぶ氏にバビュンとパスされた。
その後、旧今市市の大室付近で氏と合流できたが、マイクロスリープの波状攻撃に相当苦労された様子だった。

鞍掛峠、鶴の坂と最後の関所を通過し、13:19ゴール。なでら男さんとほとんど同時にゴールすることができた。
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ほどなくS藤さんもゴール。管理センター内でアイスなど食しながら、お互いの健闘を称えあった。

<試走後記>
今回のコースは昨年の600kmと重複している部分もあるが、別物と考えて良い。特に復路の厳しさは特筆もの。

一日のうちに何度も四季を体験できるようなコース設定だった。今回、1000m超の峠は白布峠だけだが、準1000m級を数多く通過する。夏ブルベではあるものの、下りの寒さへの備えは重要だと感じた。

昨年のスポークトラブルを反省して補修セットを持参したのが結果的に奏功した。修理できなければスタートして25km弱でDNF宣言するところだった。

600kmは睡魔のコントロールがポイントになるのだが、今回は特にその要素が大きかったように思う。なでら男さん、S藤さんの気遣いに助けられ、適宜休憩ポイントを見つけることが出来たのが完走できた要因だと思う。

今回の試走に参加されたK田さん、残念ながら喜多方でリタイアとなった。が、30kg超の実用車で、あのコースを400kmも走ったことは称賛されてしかるべきだと思う。本当にお疲れさまでした。

試走でご一緒いただいた3人の方々、適時応援メッセージを寄せていただいたスタッフの方々、2週続けての応援を頂いたロンリーHさんに深く感謝しつつ、試走記の筆を置くことにしたい。

本日の距離:631km(自宅⇔森林公園の自走含む。月間累計:1,771km うち実走:1,441km)

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BRM707宇都宮600km試走記 往路編

6月30日(土)から7月1日(日)にかけて山形県寒河江市まで自転車で旅してきた。
目的はBRM707宇都宮600kmの「認定試走」。
スタートは6月30日の午前1時、宇都宮森林公園。
今回の参加者は、スタッフの「S藤さん」、米沢からお越しの「なでら男さん」、実用車の「K田さん」、私の4人。
0:10ごろ森林公園入りすると、S藤さんとなでら男さんが準備中。今回のコースのこと、試走の作法などについておしゃべりしながらスタート時刻を待つ。
K田さんがスタート間際になってもお見えにならず、DNSかなと思った矢先、白い実用車でさっそうと登場。
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START(宇都宮森林公園大駐車場)~PC1(セブンイレブン那須関谷店) 48.2km
1:00になったので、森林公園の看板の前で証拠写真を撮影し、メーリングリストで出走の報告。
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スタートし、鶴の坂を登っていると最初のトラブル。K田さんから「尾灯が消えているよ」とのご指摘。
スイッチを入れ直すが、すぐに消えてしまう。電池切れか?出発前に替えてきたのに。
考えられるのは、電池交換の際、不手際で新旧の電池が入繰りしてしまった可能性。
ろまんちっく村近くのファミリーマートで離脱し、電池購入し交換。3人の方々は先行し、早くも最後尾の一人旅に。

PC2までは勝手知ったる道、マイペースでゆっくり行く。
塩谷に至り、コマ図往路8の坂を登り始めたところで2番目のトラブル。ダンシングしトルクをかけたところ、後輪から「パキン」と嫌な音が・・・・。昨年の試走でも経験した、お約束のスポーク切れ。
ただし、去年と違うのはあらかじめ用意ができていたこと。スペアのスポークをシートステイにくくりつけてあり、ニップルも数個持参している。
真っ暗な中、街灯の明かりとヘッドライトを頼りに作業開始。
突然、「大丈夫ですか?」と問いかける声。ビックリしてみるとK田さんだった。あれっ、どこで抜いたのだろう?

20分くらいで修理もうまく行き、リスタート。PC1の手前で再びK田さんに遭遇した。背中の反射材と尾灯代わりの誘導棒がとても目立つ。PC1には、K田さんとほぼ同時に到着。3:38。

PC1~PC2(セブンイレブン大信増見店) 50.0km
PC1で軽く補給を済ませ、すぐ出発した。K田さんに断って先行させていただく。
那須の牧場地帯を走っているころ夜が明けた。
那須連峰の雄姿を眺めながら。
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福島県内に入る。昨年走った時は地震の影響で路面が荒れ、ところどころ危険な状態であったが、きれいに補修されていた。
PC2には5:57着。ちょうど、なでら男さんとS藤さんが出発するところだった。
ここでサプライズ。郡山よりロンリーHさんが応援に駆けつけてくれたのだ。
我々を応援するついでに、白布峠に登ってくるとか。
応援ありがとうございます。それにしてもすごい練習ですね。

PC2~PC3(セブンイレブン猪苗代若宮店) 58.0km
PC3までの区間も昨年の600kmと同じ。
勢至堂トンネル越えがちょっとした難関だ。10%区間はそれほど長くないのだが、直登に近く、視覚的にきつい。
トンネル手前の上り坂でロンリーHさんにパスされた。どんどん遠ざかる後ろ姿。しかもギアはアウターだ。

勢至堂トンネル、標高642m。
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トンネルを抜け下ると猪苗代湖畔に出る。素晴らしい天気だ。
これまで自転車で猪苗代まで来てもガスで磐梯山を見たことがなかったが、今日は見事な姿を見せている。
猪苗代湖越しに見る磐梯山と、「逆さ磐梯」。
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PC3には8:48に到着。先行のなでら男さん、S藤さんに加え、ロンリーHさんが休憩されていた。なでら男さんは「眠い」を連発されていた。実は自分もスタート前にほとんど仮眠できていなかったので、心配なところだ。
ここでは、白布峠越えに備え、補給をしっかり摂った。
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PC3~PC4(ローソン高畠町高畠店) 68.6km
この区間は往路の核心部分だ。標高1,400mの白布峠を通過する。

去年は桧原湖へのアプローチ部分でスポークを折った。そして今日もスポークには爆弾を抱えている。トルクをかけないように軽いギアでクルクル行く。

青空との対比が美しい桧原湖の風景。
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いよいよ白布峠への登りに入る。桧原湖側からの登りは斜度、距離ともそれほどないが、それでも霧降級の難関だ。
脚に疲れをためないよう、そしてスポークを折らないよう、無理せず軽いギアで登る。要所要所で記念撮影しながら。
「東鉢山七曲り」の手前では下ってきたロンリーHさんとすれ違った。ピークまでなでら男さん、S藤さんを見送った帰りだ。挨拶してここでお別れ。応援ありがとうございました。
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米沢側への下りは急勾配、しかもタイトコーナーが続く。スピードの出しすぎは危険なので、ブレーキを握りっぱなし。
好天で登りは暑すぎるくらいであったが、下りは寒い。

温泉街を抜け、小白布集落にいたる。写真は小白布バス停。昨年の600kmで仮眠し、あまりの快適さに寝過ごし、OTになりかけた場所だ。
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船坂トンネルを抜け、米沢市街に入る手前で進路を東に変え、高畠方面に向かう。
コマ図往路38以降は、昨年とは異なるルートだ。基本はコマ図に従えば、まず迷うことはないが、ちょっと分かりにくいのがNo.38。ランドマーク「みながわ」の看板が目立たないのだ。現地はこんな感じ。
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暑いうえに東風がかなり強く、へばってきた。
それでも耐えながらペダルを踏んでいると、先行するなでら男さん、S藤さんに追いついた。
PC4には一緒に到着した。12:35着。

PC4~PC5(最上川ふるさと総合公園センターハウス) 57.6km
昨年苦労した「ぶどうまつたけライン」、今回のルートには入っていない。コースを設計されたS藤代表も鬼ではなかったのだと思ったが、ほどなくそんなに甘い方ではないということが判明した。

PC4からは3人同時に出発したのだが、柏木トンネル手前あたりから一人になったしまった。まあ、ブルベは基本ソロツーリングなので気にはしないけど。

上山の手前に「楢下宿」という所がある。本陣跡をはじめ、古い立派な建物が点在する。
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上山から寒河江に向かうルート、昨年とは少し変更となっている。国道458号をそのまま行くのではなく、途中、「村山西部広域農道」を進むのだ。昨年の「ぶどうまつたけライン」の代替だと思って差し支えない。暑さも手伝って体力は確実に削られる。

広域農道が終わると田園地帯を北上する。右手には山形市街遠景を望むことができる。
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宇都宮600kmの定番となった感もある「国道458号」。
コマ図往路70が少し分かりにくい。昨年走った方は迷うことはないと思うが、初見の方は要注意。ランドマークの国道458号の標識も小さく、しかも気がつきにくい場所にある。
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国道458号を特徴づけるのはその狭さ。住宅地の中の市道といった趣きなのだが、写真の箇所は出色。ほとんど農道だ。
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PC5の最上川ふるさと総合公園には、15:33に到着。「花咲かフェアinさがえ」なるイベントをやっていて、センターハウス内は人であふれていた。
写真をとっていると、なでら男さん、S藤さんも到着した。
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ようやく往路282kmが終わった。
復路の方が難度が高そうなのに、暑さも手伝って、すでにかなり疲れている。果たして走り切れるのか?
復路編へ続く。

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