山ッチの自転車漂流記

ブルベをはじめ自転車にまつわる雑多なことを書き散らします。

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BRM707宇都宮600km 地獄編

7月7日~8日にかけて、AJ宇都宮主催の600kmブルベのスタッフ業務のお手伝いをしてきた。
6月30日~7月1日に行った、同ブルベの「認定試走」に関するオブリゲーションのひとつだ。

【スタート見送り】
6日(金)の23:50ごろスタート会場である宇都宮森林公園大駐車場に集合。
天気は生憎の雨。エントリー65人に対し、出走は27人だ。共同開催のRN宮城(寒河江発)ではエントリー16人に対し、出走11名という状況。
未出走者の方が多いという厳しいコンディションをものともせず、ブリーフィングに臨む27人の勇者。うち2名は女性だ!
人数が少ないため、ウェーブスタートではなく、一斉スタートとなる。1:00になり、検車が終了した方から三々五々出発した。
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【PC3業務】
今回のスタッフのお手伝い、私の役目は、有人PC設営、運営の補助だ。宇都宮班のPC3およびPC8、宮城班のPC3およびPC9として利用される「セブンイレブン猪苗代若宮店」に移動。
スタッフのS木さんと一緒に、車で東北自動車道を北上、現場に向かう。
4時を少し回ったころ現地に到着。すでに地元協力スタッフの「ロンリーH」さんも待機されていた。「ロンリーH」さんにはシークレットPCの設営という任務があるので、それに必要なグッズを手渡した。
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ここは宇都宮から156km、寒河江からは150kmというロケーション。
最初に飛び込んできたのは、宇都宮発の参加者。スタートから約6時間強、7時台での到着だ。
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クローズの11:24にかけて宇都宮組は27名中25名がPC3を通過した。雨中走行で皆さん疲れた表情であったが、まだまだ余裕は残している。ただし、一人のベテラン参加者がしばし熟考のうえ、PC3にてDNFを宣言された。気力体力には問題ないが、先々のリスクを考慮されてのご判断。この時点で宇都宮組の走行者は24名となった。
宮城組は、8時台に最初の通過者「K関」さんが飛び込んできた。今日はママチャリではなくコルナゴでの参加だ。
PCクローズの11:00にかけて11名が通過した。4名はDNFが確認された。

PC3での有人チェックに気が付かず、コンビニでレシートだけ入手され通過した方も宇都宮、宮城とも1名ずついらしたが、無事走行中であることが確認でき一安心。

この先の行程の長さや厳しさ、今日中は降り止まぬであろう雨にため息し、参加者の心中に思いを致しつつ、PC3をクローズした。
次は18時より同じ場所で宇都宮組のPC8、宮城組のPC9を設営する。それまではしばし休憩。

【PC8&9業務】
17時に再びセブンイレブン猪苗代若宮店に到着、S木さんとPC開設に備える。ほどなく、一緒にPC運営に当たる「なでら男さん」「ロンリーH」さんも到着した。
通過チェック用テント、仮眠用テントを設営する予定なのだが、風雨が強く、しばらく様子を見てからということになり、なでら男さんの車の中で時を過ごす。
車中待機中、ロンリーHさんから奥様御手製お弁当の差し入れを頂いた。その気遣いとクオリティの高さに一同感動!美味しく頂きました、ありがとうございました。次はロンリーHさん宅で飲み会をやりたいです。
ロンリーHさんは翌日の仕事のため、22時ごろ上がられた。お疲れさまでした。

スタッフ用メールでの情報では、宇都宮組は23人、宮城組は7名が折り返しのPCを通過したらしい。
窓越しに強い雨風を見、先週試走したコースや睡魔との苦闘を思い出すと、参加者がこれから直面するであろう困難を想像せざるを得ない。

風が弱まった夜半、テントを張り、PCを設営した。
交替で仮眠をとりながら通過者を待つが、重ね着をしても寒さが堪える。加えて薄気味悪い鵺(ヌエ)の鳴き声。
眠気も加わって大変だったが、一番大変だったのは、なでら男さんの「誘惑」。「いまビール一杯くらいやっても、通過者が来るまでには抜けちゃうよ」などと冗談なのか本気なのか分からぬご発言。グラグラときたが、なんとか耐えしのいだ。
日付が変わっても誰もやってくる気配がない。スタッフ用メールにより、喜多方のPC7やさらに手前の大峠付近で苦闘されている参加者情報が入ってくる。DNFの知らせも徐々に増えてきた。

参加者はやってこないが、警察はやって来た。不審者の通報があったのだろう、猪苗代市街方面N115からパトカーがゆっくりとコンビニ内に入り、辺りをうかがいながらPCテントの所に。職務質問を受けたが、S木さんがイベントの主旨や予定、参加者の到着を待っていることなどを話し、すぐに理解してもらえた。私が対応していたら、また別の結果になったかもしれない・・・・。

午前2時半を回ったころ、ようやく宇都宮組最初の通過者。「ふつうのパパ」さんというHNは存じ上げていたが、その方だった。取上峠からの下りが寒くて参ったとこぼされていたが、先々のことを冷静に判断され、ここで仮眠をとって行くこととされた。

3時を回るころ、通過者が増えてきた。みな一様に寒さに震え、顔からは脂気が失われている。
コンビニで買い物されたものの、次に何をしたらよいかわからず右往左往される方もいる。寒さや疲労、眠気が重なり低血糖に近い状態に陥っているのかもしれない。S木さんは、そういう方に声をかけてブルベカードとレシートを預かり、補給を優先してもらっていた。
コンビニの外壁にずらりと並ぶ自転車群。
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ほとんどの方が仮眠用テントを利用され、テント内は満室状態。起こす時刻の指定も受けたりしたのだが、誰が誰だかも分からない。起床予定時刻を書くタグを用意するなど、来年への課題かもしれない。

宮城組の最初の到着は4時ごろ。K関さんだ。合羽の裾や股の部分はボロボロで苦闘ぶりがうかがわれる。
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宇都宮組PC8のクローズは5:56。結局、DNFが相次ぎ、PC8を通過できたのは14名だけだった。

宮城組のクローズは9:00。7時時点ではまだ2名の通過しか確認できていない。
7:30近くなって、ようやく有名人「ちゃりけん」さんが到着。ちゃりけんさんのバイクと通過チェックの風景。そして次のPCに向かう姿。
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宮城組4人目の方のバイクのハンドル回り。iPhoneをコマ図代わりに使われているのだろうか、このスタイルは今後増えそうな予感。
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クローズの刻限が近づいてくるが、なんと強豪Pokkyさんが未着だ。国道115沿いまで出て待つが、無情にもクローズ時刻に。S木さんが携帯により連絡を取ったところ、寝過ごしたため遅れ、勢至堂トンネルを出た辺りにいるらしい。トラブルはないようだ。残念であるが一安心。
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PC8&9を撤収、コンビニの店員さんに礼を言い引き上げる。
なでら男さんとはここでお別れ。お疲れさまでした。お話とても面白かったです。今度機会があれば飲みたいですね。

この後は、ゴールの森林公園目指して、国道49号、121号をひた走る。途中の野口英世記念館でトイレ休憩と買い物。野口博士の生家をフェンス越しに「見学」。
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PC10のヤマザキショップ会津高原店に立ち寄り、スタッフ業務されていたI坂さん、へばなさんとご挨拶。長時間の従事で大変お疲れのご様子だった。

ゴールの森林公園には15時半ごろ到着した。すでに5名ほどの方が到着されていた。
クローズまでに14名がゴール。出走者は27名だったので、完走率は50%強という厳しさだった。
宮城組からも連絡が入り、4名が完走したとのこと。出走者11名なので完走率は4割に満たない。

参加者の皆さん、過酷なコンディションの中、お疲れさまでした。完走できなかったとしてもチャレンジ精神には敬服いたします。
完走者の皆さん、おめでとうございます。個人的には1,000km完走位の価値があるのではないかと思います。
スタッフの皆さんも長時間の従事、おつかれさまでした。大きなトラブルがなくて何よりでした。また何らかの形でブルベ運営のお手伝いができればと考えています。

エピソード1
参加者のお一人JKさんを各PCでサポートするため(これはルール内)、奥様のみーちゃんが車でPC毎に先回り。
我々の従事するPC3にも元気良くやって来られた。
マシンガントークを連発しながら、コーヒーミルをとりだす。ビックリしながら見ているとコーヒー豆を挽き、ドリップで美味しいコーヒーを淹れてくれた。参加者にもふるまわれていたが、コーヒー豆がなくなるとコンビニでソーセージと卵を調達、持参したフライパンで、エッグ&ソーセージを作られていた。参加者の皆さんは感謝しておられましたよ。
(翌日は、PC10のコンビニ内休憩室でも同じような調理風景が繰り広げられたらしい。)

エピソード2
PC8で通過チェック時の会話。
参加者「いや~、眠くて眠くて参りましたよ。大峠手前に良さそうなバス停があったのでそこで仮眠してきました」
私「そうですか、大変でしたね。雪国はバス停が屋根付でしっかりしているから助かりますよね」
なでら男さん(独り言)「大峠には路線バス通ってないんだけどな・・・・・」

【番外編】息抜きも大切
1日目の昼食は、ロンリーHさんに教えていただいた、桧原湖畔にあるラーメン店「しおや」で。
S木さんは山塩ラーメン、私は赤魂ラーメンをオーダー。麺はコシのある太めの縮れ麺、スープもしっかりした味で大変おいしゅうございました。
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昼食後は、白布峠に向かう道沿いにある温泉宿「湯流里(ゆるり)」で入浴・休憩。入浴料500円也。
寒河江ご出身という女将さんと今日のイベントについて話すると目を丸くされていた。

その後、道の駅裏磐梯で仮眠をとったり、喜多方まで今日のルートの一部を逆行したりして時を過ごす。写真は雨に煙る桧原湖の風景。
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2日目。PC10撤収作業中のI坂さん、へばなさんを訪問した後、S木さんと私は少し戻ったポイントにある隠れた名店「かいなり」で昼食。S木さんは冷やしタヌキ、私は山菜ソバをオーダー。期待通りの味だった。
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