山ッチの自転車漂流記

ブルベをはじめ自転車にまつわる雑多なことを書き散らします。

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BRM805宇都宮200km 試走編

2日目の朝を迎えた。宿の窓から眺めた草津温泉街の朝景。
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今日は須賀尾峠、榛名山、空っ風街道、粕尾峠、古峰ヶ原高原などのヒルクライムが待っている。獲得標高は「たったの」4,000mほど(苦笑)。


スタート地点に向かう前に、草津交差点のセブンイレブンで着替え等の荷物を自宅に送る手配をした。

START(草津温泉ガーデンハウス別館前)~PC1(セブンイレブン高崎倉渕三ノ倉店)
 45.2km クローズ9:15

スタート地点のガーデンハウス別館には6時数分前に着き、準備しているとB東さんも到着。
定刻6:00となったので証拠写真をMLで送信した。
120729_0600~0001

草津から大津交差点にかけては快適なダウンヒルが楽しめる。先々を考えると、ここで貯金を稼いでおきたいところだが、道沿いを散歩する人がいたりするので焦りは禁物。

写真はコマ図6手前にある立派な橋と、右折ポイント。ここから須賀尾峠に向かうことになる。
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鳥のさえずりが聞こえる樹林帯の中を進む。時々、藪の中からガサガサ音(怖)。
勾配は出だしがちょっときついが、それほどではない。しかし、脚は重い。先週、同じコースを試走されたへばなさんは「脚が渋い」と表現されていたが、まさにそんな感じ。無理に踏み込まず、意識的に軽いギアをクルクル回すイメージで登る。

路面にこのペイントが出てきたらピークは近い。
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峠は長野原と東吾妻の町境、地味な感じだ。
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峠を下り、しばらくすると本宿集落にいたる。「草津街道」宿場町の雰囲気を残している。
写真は国道406号沿いの温川の岸にそびえ立つ見事な断崖。
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大戸交差点を過ぎたあたりにある国定忠治の刑場跡。この地で磔に処せられたらしい。
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早朝ということもあり、いたって涼しい。PC1の「セブンイレブン高崎倉渕三ノ倉店」には7:58着。B東さんも間もなく到着された。

PC1~PC2(ヤマザキショップ草木ドライブイン店) 129.0km クローズ14:36
PC1を発ち、国道406を左折し県道33号に入る。いきなりの急勾配。
日が高くなるにつれ、気温もぐんぐん上昇。樹林帯の中を通る道なので、日差しが遮られているのが救いだ。

数百m先をB東さんが走っている。追いつけそうな感じもするが、実際にはだんだんと引き離されている。やがて視界から完全に消えた・・・。

PC1ではサンドイッチを食したのだが、胃もたれする感じ。それとも前夜の飲酒の影響か?

やがて道は本格的な登り区間に入る。特に榛名神社前後の急勾配には苦しめられた。
ヒイコラ言いながら登っているその傍らを路線バスが大量の黒煙を吐きながら通過する。「環境にやさしいアイドリングストップバス」って、ご冗談でしょ。

「男根岩」という立派なモニュメント?を過ぎると間もなくピーク。
榛名湖畔で一息入れつつ、記念撮影。この区間、写真は結局これ1枚のみ。
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伊香保温泉経由で渋川市内まで降りてくる。伊香保温泉街は交通量も多く、路面も荒れているので要注意だ。

渋川市内、大正橋を渡って次の信号を右折。ここから再び登り基調となる。見た目は平坦に見えるのだが、赤城山に向かって勾配が続いているようだ。10~14km/h程度に落ちることもしばしば。加えて見渡す限りの赤城山「南麓」。日差しを遮るものがないということだ。

やがて「空っ風街道」に至る。茨城県のビーフラインのようにアップダウンが際限なく続く道だ。
道路の脇には林もあるのだが、残念ながらこの時間帯、進路を東にとった場合は、木陰の恩恵は期待できない。
暑さで眩暈するほどなのだが、コンビニはおろか自動販売機も見当たらない。
こんな道が20kmほど続くのだ。
わずかばかりの木陰を見つけ、へたり込むこと数回。妻に「異常な暑さだ。もう止めたい」とメールで弱音を吐く。
が、返信はない。ずいぶん後になってから、「あら~大丈夫?無理しないでね」だって。
気が利きすぎるくらいの妻なら「どこに迎えに行けば良いの?」なんてすぐ返事が来て、その時点でDNF確定となっただろう。後に妻の大らかさに感謝することとなる。

照り焼きにされかけた空っ風街道ともようやくお別れ。
コマ図27のヤマザキショップで少しまともな補給をしようと目論んでいたが・・・・・・何と営業していない。敷地内に自販機が置いてあるのだが、釣銭切れで千円札が使えない。しかたなく10円玉50円玉をかき集め、スポーツドリンク1本のみ購入。

この先、まるで林道のような県道333号線を経て、国道122号に出た。PC2までは緩い登り坂だ。追風の恩恵でわりと快調に進む。暑いのは変わらないけど。

PC2まで待つことができず、「デイリーヤマザキ桐生黒保根店」で水やウィダーを調達、コーラを一気飲みする。
PC2「ヤマザキショップ草木ドライブイン店」には13:20に到着した。
B東さんが休憩を終え出発するところだった。辛そうな表情を全然見せないところが凄い。

PC2~FIN(宇都宮森林公園サイクリングターミナル) 71.5km クローズ19:30
手前のコンビニで補給したこともあり、あまりお腹は空いていない。というか、食欲がない。
カップアイスとグレープ系のジュースを購入した。ふと思いついてロックアイスを1袋追加。
冷却用としてジャージの背中に袋ごと突っ込む。まるでボトル運びするアシスト選手のような姿だ。
PC2を出た後、国道122号はダラダラと登って行くのだが、ロックアイス効果が寄与して体力を回復できた。
なでら男さんが、今週末の山岳本番で「ロックアイス入りキャメルバッグ」を背負って参戦される予定と聞いていたが、なるほどこれは効果てきめんだ。

コマ図31に至るまでに氷は半分ほど解けた。解けた水はボトルに補充。残った氷はスポーツドリンクのボトルに入れた。

粕尾峠に向かう県道15号は勾配が比較的緩やか。加えて鬱蒼とした木立が直射日光を遮ってくれる。
やがてピークの粕尾峠に到達(コマ図32)。が、これで終わりではない。県道58号に左折し、さらに高度を稼いでいく。
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この道、勾配がきつい所が何箇所かあるが、苦行ももはや終盤と思えば、不思議と頑張れるもの。
前日光牧場入口付近でいったんピークを迎えるが、その後も若干の登り返しがある。
写真の「古峰ヶ原高原」付近に達すれば、あとはひたすら下り。ペダルを漕がなくてもコマ図33まで行けてしまうのではないか。
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古峰ヶ原高原からの下りは路面が濡れていた。にわか雨が降ったらしい。古峯神社の辺りでは路面は濡れていなかったので、局所的な雨だったようだ。

古峯神社「一の鳥居」。本番当日は、多くのランドヌールにとって「凱旋門」になってほしい。
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コマ図34を右折すると、昨日早朝に通った県道149号に出る。コマ図35の黒川神社前で記念撮影。あまり意味はない。
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「ああ、つらかった2日間ももう終わりだなあ。今日はDNFしなくて本当に良かった」などと独りごちながら、ゴールの森林公園サイクリングターミナルに到着。17:21。
先に到着し休憩されていたB東さんとしばし歓談する。健闘を称え合いながら別れを告げ、森林公園を後にした。
120729_1721~0001

<試走後記>
・山岳ブルベ、本当に過酷なコース設定でした。単なるルートの設定というだけでなく、通過時間帯設定の妙は、ある意味アートを感じさせるものでした。私のレベルでは「タイムを狙いに行く」のは無理で、「ひたすら完走を目指す」という、より謙虚な姿勢が求められると感じました。
・標高の低い所では猛暑、高い所では寒さと、気温差対策が必須です。一方、ヒルクライムの連続なので、荷物をあまり増やしたくないところです。宿泊用の着替えなど走りに関係ない荷物については、宿に別便で送るか、スタッフによる荷物預かり(今回実施されるかは未確認)を利用した方が良いでしょう。
・今回ご一緒した(全然追いつけなかったけど)B東さんには大変お世話になりました。特に酷暑にさらされた2日目には、前をB東さんが走っているということが、どれだけ心の支えになったか分かりません。
・2日間を通して、代表をはじめスタッフの方々から、今回も暖かい励ましや有益な情報をいただきました。本当にありがとうございました。

本日の距離:215km(月間累計:1,217km)

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