山ッチの自転車漂流記

ブルベをはじめ自転車にまつわる雑多なことを書き散らします。

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BRM908宇都宮300km 試走編

9月8~9日にAJ宇都宮主催の山岳ブルベ、BRM908宇都宮300kmとBRM909宇都宮200kmが開催される。AJ宇都宮の今年最後のブルベだ。
双方とも赤城山、金精峠、霧降高原の3座を征するのは同じだが、前者は宇都宮出発、後者は群馬県高崎発だ。AJ群馬主催のBRM908群馬200kmと連続開催されるのがミソだ。

今年私は、400kmを皮切りに認定試走に4回トライした。未認定試走を含めると6回だ。今年最後の機会となる上記300kmについても、いわば「毒食らわば皿まで」(?)の境地で試走にチャレンジすることにした。

往路はこんな感じ。


START(宇都宮森林公園大駐車場)~PC1(セブンイレブン桐生梅田1丁目店) 75.1km クローズ3:00
スタートは25日(土)22:00。
スタッフのI塚さん、へばなさんの他、大ベテランのOさんも同日の出走だ。Oさんは、AJ宇都宮主催ブルベの累計認定距離で1、2位を争う猛者だ。
スタート5分前には森林公園駐車場に全員集合。22時になるのを待って、出走の「記念撮影」をし、MLで報告。
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国道293号を経由して佐野(田沼)に至り、「老越路」「梅田ダム」を経由して桐生のPC1を目指す。
まずは、ビアンキの赤いクロスバイクを駆るへばなさんが先行された。サンピア栃木入口の手前で追いつき、後ろにつける。と、肩越しにカメラを構え、私の走行写真をパチリ。熟練の技だ。パスさせていただき先行する。

国道293号は普段は大型車が行き交い、特に葛生近辺ではダンプカーの通行が多く、自転車にとっては快適な道ではない。が、土曜日深夜には交通量は嘘のように少なくなり、難なく田沼まで走ることができた。ただ、葛生近辺、コマ図NO.14付近は路肩に細かい砕石が堆積しているので注意が必要だ。

NO.15で293号とお別れし、県道66号を使い飛駒方面を目指す。66号は1月にへばなさん、ロンリーHさんと桐生グルメツアーで通った道だ。ただし、今日は老越路という難所を経由して桐生入りする。
NO.20を左折してゴルフ場を過ぎると民家が途絶え、道も急に狭くなる。峠まで距離はないのだが、真っ暗で勾配もかなりきつい。真夜中の峠越えはブルベを始めてからは幾度となく経験しているのだが、ここは怖い。反射ベストが風ではためいて、背中をトントンと叩いた時はゾッとした。同行者のどなたかが追いつき、急に後ろから声をかけられたら、心臓が止まったかもしれない。

熊鈴の音量を最大化し、大声で歌を歌いながら進む。NO.21を過ぎると下り基調になるが、真っ暗なうえ道幅が狭いので飛ばせない。NO.22を左折してしばらくするとようやく民家も現れ一息つく。

PC1のセブンイレブン桐生梅田1丁目店には26日(日)1:08に到着。
ほぼ同時にOさんも到着。Oさんは昼間にコースの一部を下見されたらしく、PC2までの要所についてアドバイスいただいた。貴重な情報、どうもありがとうございました。
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PC1~PC2(セブンイレブン前橋下佐鳥町店) 31.9km クローズ5:08
この区間は平坦だが、桐生、前橋の市街地を通り抜けるので、曲がるポイントで注意が必要だ。
暗いのでコマ図やランドマークが見えにくく、距離計を頼りに進む。
NO.39を左折すると県道40号に出る。4車線の宇都宮ブルベらしからぬ道路だ。真夜中なので交通量は少ないが、車がスピードを出していること、路肩付近が荒れていることなどが要注意だ。

PC2のセブンイレブン前橋下佐鳥町店には2:49に到着。
間もなく、Oさんも到着。次の赤城山攻略に備え、カロリーを多めに摂る。
PCを出ようとしていると、I塚さんも到着された。I塚さんも老越路では熊鈴のお世話になったらしい。
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復路のルート。


PC2~PC3(セブンイレブン片品須賀川店) 68.9km クローズ9:44
この区間は、赤城山攻略が待っている。
ただしヒルクライムで有名な県道4号線ではなく、県道16号という裏ルートを使う。

16号に至るまでは、住宅地や郊外の農村地帯を右に左に、コマ図を頼りに進む。
NO.51はランドマークがないので心配していたが、一時停止の電光標識があるのはここだけなのですぐ判った。
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NO.57の柏倉交差点を左折すると、いよいよヒルクライム開始。
まだ暗い牧場地帯を登って行く。空を見上げると星がきれいだ。
NO.59を右折して別荘地を過ぎると本格的な登りとなる。
路面状態は極めて悪い。まるでパベのようなありさまだ。

ガーミンの標高表示を心の拠りどころにしながら高度を上げていく。
空がうっすらと白んできた。この時間帯は空気も清澄ですがすがしいのだが、クマをはじめとする野生動物の活動時間帯だ。
突然、路傍の藪の中からガサガサと大きな音。驚いて音の方を見ると、なにか大型の動物が藪の中を移動している。とうとう出たか。「ワン」と犬の吠え声を真似したら、動きが止まった。動物の正体はカモシカだった。ビックリさせやがって・・・。

標高1,000mを超えたあたりで夜が明けた。前橋市内の夜明け。ブルベでもなければ出会えない光景だ。
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県道16号にはカーブの番号が表示されているのだが、50を超えてもなかなか終わらない。ようやく86(だったか?)を過ぎたところで「牛石峠」を通過。実はここは外輪山なので、いったん下った後、ちょっとした登り返しがある。
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で、これがピークの「八丁峠」。5:41に通過。
120826_0541~0001

ここから下りに入る訳だが、早朝ということもあってすごく寒い。大沼のほうからガスも流れてくる。
防寒対策としてはアームウォーマーしか持参しなかったのだが失敗だった。
ガスに煙る大沼の幻想的な風景。
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再び外輪山を登り、沼田市との境界に出る。ここからはしばらく豪快なダウンヒル。ただ、グルービング舗装してあるのでコーナーは慎重に。
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この後、薗原ダム近辺の秘境を抜け、国道120号に出る。この辺りも登りが地味にきつい。
テレテレ走りながら、PC3のセブンイレブン片品須賀川店に到着。7:17。
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ここでちょっとした失敗。
補給食を調達した際、店長に再来週のブルベのことを話す方に意識が行ってしまい、店員からレシートをもらうのを忘れてしまったのだ。さてリスタートしようとした際、何か嫌な感じがして持物を確認。レシートがないことに気がついた。店に戻り、レジ内のゴミ箱を家捜しさせていただいて、無事発見。変な客だと思われたことだろう。

PC3~PC4(大笹牧場レストハウス) 79.3km クローズ15:00
この区間は、金精峠を群馬側から、霧降高原を表側から登る。この二つの組み合わせは経験がない。
まずは、金精峠。群馬からはいくつかの箇所を除き、それほど斜度はきつくないのだが、とにかく長い!
ただ、樹林帯の中を進むので、炎天にさらされずに済む。

今日は晴れ渡り、空が真っ青だ。下界では間違いなく猛暑だろうが、高地では爽やかな気候だ。
何箇所かトンネルやスノーシェッドがあるので尾灯を灯けたまま進む。交通量はそれほど多くない。

PC3を出発して1時間15分、丸沼高原に至る。丸沼の光景。
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こちらは、さらに登ったところにある菅沼。丸沼同様、神秘的なたたずまいだ。
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菅沼付近はちょっと下りになっているのだが、菅沼茶屋から金精トンネルは再び登り。
標高1,840mの金精トンネルは9:32通過。
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トンネルを抜けると栃木県。お約束の絶景を撮影。
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ハイカーや観光客で混雑する戦場ヶ原や中禅寺湖畔を抜け、麓を目指す。道路を横切る観光客が多いので注意を要する。特に「竜頭の滝」の滝頭付近は、下り坂でスピードが乗っているので危険だ。

第1いろは坂を下る。峠道の運転に不慣れな車も多く、午前中からやや渋滞気味だ。ストレスがたまるが、無理に追い越しをかけたりすると、露骨に嫌がらせをしてくる車もあるので我慢。

清滝まで高度を下げてくるとずいぶんと暑い。湿度も高く、空気がまとわりつくようだ。
次の攻略目標、霧降高原を前に東照宮付近のコンビニで軽く補給することにした。セブンイレブンは混雑していたので、お隣のセーブオンで、ざるそばとアイスを食す。

神橋前を回り込み、大谷川を渡り、霧降方面へ。
県道169号に入ったとたんに交通量が増えた。とくにチロリン村近辺は大渋滞。
夏休み最後の日曜日、しかも昼時とあって致し方ないところだ。
車が多くストレスを強いられる一方で、高度1,000m付近からは再び高原特有の爽やかな空気を味わえる。
上空に雲がかかっているのが心配。「霧降」の名が示すように元々ガスが多いところではあるけれど。

金精峠は勾配に緩急があったが、霧降の方は一定の勾配で登って行く感じ。平均すると7~8%の勾配が約10kmにわたって続く。サラ脚だったら二ケタ台のスピードで登れる坂なのだが、赤城山、金精峠のおかげで脚は売り切れ状態。スピード計は1ケタ台に落ち込むこともしばしば。

登り始めて1時間ほどでようやくピークの六方沢橋にいたる。ご覧のようにガスで橋の向こう側が全然見えない。
橋の上は、見物停車や観光客の横断が多いので要注意。
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PC4の大笹牧場には12:10に到着。ここも観光客やライダーで大混雑だった。
120826_1210~0001

S藤代表からはレシートチェックが可能か調べるように指令が出ていたのだが、お店によってはレジがないところもあるらしく難しそう。昼時ということもあってか、どの店の前も行列ができており、ゆっくり落ち着いて補給というわけは行かないかもしれない。
自販機の赤コーラで軽く補給し、出発。

PC4~FIN(自然休養林管理センター) 44.9km クローズ18:00
ようやく最終区間。
県道245号線で旧今市小百方面に下る。レストハウスを出てすぐあたりは、道の両側が牧場で、道を渡る観光客や駐車場から出入りする車が多いので慎重に。

245号は道幅が狭く(車のすれ違いが困難な箇所もある)、ブラインドカーブが多い。そんな道を、きっと鬼怒川温泉方面から来るのだろう、結構な数の車が登ってくるのでスピードの出しすぎは禁物だ。

NO.82の栗原交差点を右折すると、今年の600kmブルベでも使ったお馴染のルートだ。
後は一息にと行きたいところだが、猛烈に暑い・・・。風がないというのも、この季節では幸いとは言えないようだ。

鞍掛トンネルや鶴CCの坂をヒイコラ言いながら登り、13:53にゴール。タイムは15h53m。試走だったということもあるが、これまでの300kmで最も時間がかかった。
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<試走後記>
・山岳ブルベの大トリを飾るにふさわしい厳しいコース設定でした。深夜スタートで厳しい暑さにあまりさらされずに済んだのは、コース設計者の「温情」といったところでしょうか?
・宇都宮山岳ブルベらしく、美しい風景満載のコースでした。特に、赤城山登坂の途中で夜明けの光景を見ることができ、その美しさに感動しました。ブルベをやっていて良かったなと思える瞬間でした。
・標高の高いところを走るので、天気が良ければ空気もさわやかで、苦しいながらも心地よい(?)サイクリングとなること請け合いです。もし天気が悪かったら・・・・、考えたくありません。
・同行した方々、MLで応援いただいたスタッフの方々に深く感謝いたします。

今日の距離:323km(自走含む。月間累計:1,118km 年初からの累計10,237km ようやく1万km超え)

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