山ッチの自転車漂流記

ブルベをはじめ自転車にまつわる雑多なことを書き散らします。

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BRM907&908スタッフ参加始末

9月7日、8日と、AJ宇都宮主催のBRMの今年のオオトリとなる「山岳シリーズ」が開催された。
私は先週試走しているので、丸二日間、スタッフとして参加してきた。

9月7日(土)
前日、早目に帰宅して仮眠時間を確保、2時前に自宅を発ち、スタート地点の森林公園に向かう。
週末、妻が車を使う用があるので、スタート地点までは自転車で向かわねばならない。が、スタート地点にロードを放置するのは心配。
なので、今日のお供は妻のママチャリ。重いが内装8段の優れものだ。妻は就寝中なので、冷蔵庫のメモに借用の旨残しておく(事後報告)。
鶴CCルートで森林公園入り。鶴の坂はロードでもきついが、ママチャリではもっときつかった。
集合時刻の2:30に到着。スタッフや参加者が集まり始めている。
「ママチャリだ!」「ママチャリだ・・・」一瞬、どよめきが起きる。今日は、これで走るわけではないって・・・。期待させてすみません。
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3時より手分けして受付や荷物預かり、DNSの確認などを行う。
3:30よりブリーフィング。
4:50に第1ウェーブスタート。以後5分ごとのウェーブで、5:10に最終の第5ウェーブがスタートした。
5:40にスタートを撤収、一旦、明日のゴールの「ニューサンピア栃木」に立ち寄った後、車3台に分乗して草津に向かう。私はHEIZOさんとともにS藤(前代表)さんの車に乗る。この車の目的地はゴールの渋峠だ。

国道293号経由で桐生市に入り、国道353号経由で今日のコースに入る。
車中、自転車の話題はもちろん、家族の話題などで盛り上がる。
群馬に入るころ、小雨が降り始めた。
PC2として使用させていただくセーブオンに立ち寄る。
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休憩後、榛名山を経由し長野原に向かう。
厚田交差点でコースを外れ、左折。S藤さんが、この機会に今後のブルベに備え、ルート調査をするのだ。
今日のBRMでは左岸の国道145号バイパスを使用するが、右岸の県道を使えないか調べるのが目的だ。既にへばなさんが勝手試走でこのルートを開拓しているが、キューシートを作るための情報を収集するのが狙い。
コース設定の第1人者の調査に同行できるなんてラッキー。
運転は私が代わり、S藤さんは情報のメモに専念する。
ルートを間違えて、直接草津道路まで出てしまったりという失敗もあったが、何とかへばなルートのデータ取得に成功した。ポイントポイントでのS藤さんのメモは素早い。あっという間に、進路の道路名、道標の表示、ランドマーク、距離を書き込んでいく。この作業を、600kmのコース設定でも行ってきたのかと思うと、気が遠くなった。

調査をほぼ終え、草津入りする。この時点で11時ごろ。
写真は日本最古のペンション。草津ペンション村と呼ばれるエリアの一角にある。秋の花々が咲き誇っていた。
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昼食前に、せっかく草津に来たのだからと、試走時に目をつけておいた共同浴場「長寿の湯」に入ることになった。草津町内にはこうした無料の共同浴場がいくつもある。
さっと草津の湯を浴びて出てくると、昼食に良い時刻。長寿の湯の並びの「どんぐり」というレストランに入った。
それぞれ、肉料理、魚料理などを注文。ベスビオ風というパスタ(辛口のトマトソース)をオーダー。おしゃれな雰囲気のお店で、値段は少々高いが、美味しゅうございました。

ゆっくりしていると、今日、ゴールで合流予定のフィリップさんが既に渋峠に自走で到着しているという情報が入る。待たせては悪いので、早速、ゴール地点に向かう。
渋峠に向かう坂道はガスでまったく視界が効かない。加えて雨が断続的に降っている。
渋峠にある気温表示は12℃を指していた。

渋峠ホテル前でフィリップさんを発見。この寒い中、短パン生脚だった。上はレインウェア着けてたけど。
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ホテル横の駐車場に車を停め、タープを張り、ゴールを設営する。
寒いし、雨は吹き込んでくるしで消耗しそうなので、車の中で待機することにする。
辺りはガスで真っ白。結局、最後まで晴れることはなく、写真も全く撮らなかった。
DSC00151.jpg(ふつうのパパさん提供)

そんな悪天候の中、サイクリストたちが行き交っている。草津側からはSR600fujiの挑戦者が数名、志賀高原側からは群馬の300kmの参加者たちが登ってきているようだ。シークレットPCと間違って立ち寄られる方もいた。

ゴールへ最初に現れたのはNさん。宇都宮ブルベには久しぶりの参戦だが、第一人者と言ってよい実力者だ。それでもタイムは10時間台。厳しいコンディションの証左だ。
時間を空けてポツリポツリとゴールに到着する参加者たち。みな疲労困憊の様子だ。
手がかじかんで指が動かない参加者たちも多く、ブルベカード取り出しを手伝う。
ちょっと休憩すると、今度は猛烈な寒さが襲って来るらしく、ブルブル震えている。17時までは渋峠ホテルが開いているので、そこで暖をとったり補給したりするようアドバイス。
17:30が迫り、ぎりぎりに駆け込んでくる方たちもいた。一方、2分差でオーバータイムとなってしまった方も。が、こんな過酷なコンディション下、渋峠まで登ってきた勇気と精神力は称賛ものだ。
第5ウェーブ刻限の17:40まで待ってゴールをクローズ。
初日は、エントリー56人のうち、46人が出走し、26人が完走した。

暗くなった道を草津まで下る。宿泊先の草津高原ユースホステルに入り、夕食、翌日のBRMのブリーフィング、スタッフ会議を経て、12時ごろ就寝。

9月8日(日)
5時すぎに起床。
カーテン越しに外を見ると、雨がシトシト降っている。
今日も、参加者にとっては辛いコンディションになりそうだ。

今日は7:00ちょうどの一斉スタートだ。
YH宿泊者については、昨晩のうちに出走受付とブリーフィングを済ませておいたのだが、初日の疲れと連日の悪コンディションでDNS選択者が続出、少人数での挙行となる見通しとなったためだ。
昨晩出走受付できなかった方を対象に受付とブリーフィングも実施。
DSC00166.jpg(ふつうのパパさん提供)

雨が降るなか、7:00より車検と出走サイン、終わった参加者から三々五々スタートしていく。
DSC00173.jpg(ふつうのパパさん提供)

全員を送り出した後、我々スタッフもすぐに出発。基本的にはコースを辿りながら、ゴールのニューサンピア栃木(鹿沼市)を目指す。
「草津熱湯マラソン」の開催で8時より交通規制されるので、それまでにスタッフも草津市街を脱出しなければならない。

今日も、HEIZOさんと私はS藤さんの車に同乗。
S藤車は暮坂峠経由ではなく、前日に引き続き八ツ場ダム付近のルート調査をするため、大津交差点、県道58号線、28号線経由で中之条町に入り、県道53号線でコースに復帰するルートを選択した。
国道292号の大津への下りで、サイクリストが1名単独で降りていた。DNSした参加者かなと思ったが、違ったようだ。結局この日、このサイクリストとBRM908ランドヌール以外、自転車乗りには全く出遭わなかった。

ルート調査を終え、県道53号線を道の駅「霊山たけやま」まで登っている途中で、前方にランドヌール発見!
「がんばって!」と応援しながら追い抜いていく。道の駅の先にも何人かのランドヌールが走っていた。
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暮坂峠からの下りが長いので、参加者たちはもっと先に行っているものと思っていたが、予想より随分手前だ。ちょっと驚く。やっぱり雨のせいか。

PC1のある国道17号にいたる。PC1に向かうだらだら坂をN野さんとKさんが登っていた。この2人が先頭かな?
PC1の前を通過。コンビニ前には1台のロードバイク。先の2人より速い人がいたのだ(驚)。
PC1を素通りしたのは猿ケ京温泉までお土産を買いにいくため。愛妻家のHEIZOさんが奥様のために買わねばということで、便乗。
ところが、猿ケ京温泉、草津とは違い、何か寂びれた感じだ。土産物店も開いていない。
ここで温泉地評論家の私めが、職人的勘を働かせ、公営温泉施設の近くには何かあるはずだとナビして、狭い道に入っていたところ、饅頭屋「新月」を発見。
HEIZOさん、S藤さん、私の3人で、温泉饅頭の在庫がなくなるほどの「大人買い」。
めでたくお土産購入を果たし、PC1に引き返す。
本日のスタッフ勢ぞろいの図。
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おっと「ふつうのパパ」さん、到着。タフなパパさんも、さすがにお疲れのようだ。
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15分ほど休憩し、スタート。
群馬サイクルスポーツセンターを過ぎ、下り坂に。試走時は気にしなかったが、改めて車で走ると下りは道が荒れ、勾配もきつい。ブリーフィングで注意喚起しておけばよかったな。

後閑を過ぎ、利根沼田望郷ラインに入る。S藤さんにばかり運転をお願いするわけには行かないので、途中でドライバー交替。
県道263号から木賊方面に右折するポイントにある「関りんご園」で、またまたお土産買い。サービスに1個いただいたが、適度に酸味が効いていて美味しい!
「奥利根湯けむり街道」に転じ、背峰峠を目指す。アクセルを踏み込まないと失速しそうだ。結構勾配きついんだね。
やがてトンネルにいたり、本来は快適なはずの下り坂。雨が降り始めており、ハードウェット状態だ。しかも、これから本格的に雨脚が強くなるらしい。

国道120号にいたり、片品方面に左折。ホームセンター「コメリ」を発見、立ち寄る。
ゴールの「ニューサンピア栃木」では、和室を使わせていただくのだが、ずぶ濡れ泥だらけのランドヌールがそのまま畳に上がっては迷惑どころの話ではない。とりあえず身体を拭けるタオルを人数分調達しようというわけだ。
タオルを20人分買い、在庫が払底。ここでも「大人買い」だ。

PC2はスルーし、先を急ぐ。金精峠への上り坂は、標高を上げるにつれ、雨脚が強まってくる。登りは良いが下りが寒くて大変そうだ。

昼食は中禅寺湖畔の「浅井精肉店」へ案内しようと考えていたが、悪天候にもかかわらず待ち行列。スルーしていろは坂に。
先週もそうだったが、今日もいろはの下りはリスキーな感じだ。

滝ヶ原峠を経由し、大滝付近にある蕎麦店「山家(やまが)」で昼食。雨が強くなっており、店先に駆け込む。
冷えてきたので私は「天ぷらかけ蕎麦」を食す。

15時ごろ目的地ニューサンピア栃木に入った。
ゴールに指定されている「神橋の間」に入ると、すでにI塚代表をはじめ、本日のスタッフは全員到着していた。
早速、ゴール受付を開設。
時間を無駄にしてはもったいないので、監事に中間の会計監査をお願いする。
DSC00243.jpg(ふつうのパパさん提供)

最速の完走者は8時間台、すなわち15時台に到着するかもと読んでいたが、先頭ゴールは16時25分だった。
トップゴールのN野さんによると雨で登りは楽だったが、下りで貯金が稼げなかったという。

19時までにほとんどの参加者がゴールしたが、3人が未着。事故がなければよいのだが。
19時半ごろ1人が到着。タイヤバーストのトラブルに見舞われた人を手伝ってきたという。話の様子ではちゃりけんさんのようだ。
そのちゃりけんさん、20時ごろ到着。タイヤバーストを応急措置後、もう一人と走っていたが、後ろを振り返るといなくなっていたとのこと。
20:15ごろ、22人目、最後のゴール。拍手が起こった。前後のタイヤがパンクし、修理に手間取ったらしい。
雨で路上に異物が流れるので、暗くなるとパンクのリスクが高まる。考えてみれば、私もブルベでパンクしたのは、すべて雨が降っているときだったなあ。
BRM908の結果は、エントリー48人のうち、25人が出走、完走は22人であった。

20:30にはゴールを撤収し、ママチャリでニューサンピアを後にした。前かごにはお土産満載。こういうとき、ママチャリって便利だー。
写真は猿ケ京温泉で購入した饅頭詰め合わせ。白い方は酒饅頭だ。写真では見難いが「峠」という字が焼印されている。「峠」印の「坂」饅頭。まさに山岳ブルベにふさわしいお土産であった。
手前より「暮坂峠」「大道峠」「群馬CSC」「背峰峠」「金精峠」(笑)。
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BRM908宇都宮200km山岳試走記

2日目
5:30起床。夜半に何度か雨音を聞いたが、幸いにも良く晴れている。
チェックアウトし、玄関先で出発の準備していると、宿泊客のご夫婦に声を掛けられた。
「サイコンの横につけているのは何ですか?」と自作コマ図ホルダーに関心を示された。
「自転車乗られているんですか?」と聞くと、「僕はトライアスロンです」とのこと。
なるほど、絞られた体型だ。
昨日・今日のルートやギア比のことなど、こんなところで自転車談義できるとは思わなかった。

Start~PC1(ローソン群馬赤谷湖畔店)61.6km クローズ11:08
スタート地点として指定されている「草津高原ユースホステル」への入口がすぐには分からず右往左往してしまったが、定刻7:00の5分前に到着。
ユースホステルの玄関前にはGIANTのロードバイクが1台。傍らには、昨日DNFとなってしまったKさんがいらした。
スタート直後のDNFが悔しくて、一旦帰宅後、高崎まで輪行、高崎から草津まで夜を徹して登られてきたという。
その精神力に脱帽。
130901_0700~0001

定刻となり、出走のメールを送信。
2台パックとなって、国道292号を六合(くに)方面に下る。
Kさん、コーナリングが安定していて、後ろから見ていて安心感がある。
県道55号に転じると、暮坂峠に向かう上り坂が始まる。
脚が渋くてよく回らない。Kさんはあっという間に遠ざかる。静かにお見送り。
ユルユルと登っていると後輪から異音がする。着替え等で膨らんだオルトリーブのサドルバッグがタイヤと干渉しているのだ。
走行に不要な物をどこかで送らねばならないな。
暮坂峠に到達すると、茶屋で休憩中のライダーに「今日は何人で走っているんですか?」と訊かれた。
少し前に、反射ベストを着けたサイクリストが下っていったと教えてくれた。
「お気をつけて」と送り出される。
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峠から中之条までは長ーい下り。昨年これを登ってきたのかと思うと妙に感心する。
中之条から県道53号に入る。道の駅「霊山たけやま」までの勾配が急だった。
その後も、上り坂が終わるかと見せかけておいて、またダラダラ登りが始まるという、「逃げ水」のような坂道だった。
本格的ヒルクライムコースというわけではないが、体力気力を消耗させる形状だ。
途中の四阿でKさんがコーラを補給しながら休まれていた。自販機のコーラがひどくぬるいらしい。声を掛けて先行する。
この道沿いには「富沢家住宅」などの史跡もあり、興味をそそられるが、時間がもったいないのでスルー。
ピークの「大道峠」は「みなかみ町」との境だった。陽射しは強いが、標高を上げてきたせいか、乾いた風が爽やかで気持ちよい。
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国道17号にいたる道を快調に飛ばしていると、後ろからKさんが追いついてきた。
「風が気持ち良いね」と語りながら、PC1を目指す。
PC1には10:02到着。
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このコンビニはダム湖を望む場所にある。報道されているように貯水率は随分と低いようだ。

PC1~PC2(セブンイレブン片品須賀川店)54.3km クローズ14:44
PC1では補給の他、着替えや走行に不要なものを郵パックで自宅に送る手配をした。
ただでさえきついコースを、サドルバッグのことを気にしながら走るのは御免だ。
Kさんはキャメルバッグに詰める氷を調達されるというので、先行させていただいた。きっといずれかで追い越されるだろう。
国道17号を少し南下し、県道272号に左折する。月夜野の群馬県サイクルスポーツセンターに向かって登っていく。
県道の入口からサイクルスポーツセンターまで5km程度で、センターがほぼピーク。
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上毛高原駅方面に下っていく。
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下るということは、それだけまた登り返すということ。
後閑駅近くの踏み切りを越えたあたりで少しコースをロストしそうになったが、5分ほどでコース復帰。
「利根沼田望郷ライン」という広域農道を川場方面に進んでいく。ライダーが多い。この道は快走路として有名らしい。
ピークまではそれほど距離はない。頂上には立派なトンネルがある。広域農道のトンネルなのにすごく長い。
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川場村に入り、消防分団集会所?前の売店で赤コーラを補給。近くにはきれいな公衆トイレもあったので利用させていただく。
写真はCue23の右折箇所。火の見櫓がランドマークだが、その背後にある長い階段のある社(愛宕山?)が目立つ。
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この後、県道64号「奥利根ゆけむり街道」に転じ、背峰峠に向かってダラダラと登っていく。「花咲の湯まであと●km」という看板が却ってつらい。
ここもピークはトンネルだ。
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トンネルをくぐって気持ちよく下っていると、虫が顔にぶつかってきた。右耳とあご紐の間に挟まってブンブン唸っている。思わず手で払いのけると激痛が。
なんと蜂だった。耳には針が残っていたのでミツバチかな。
とりあえず、刺されたと思われる箇所を絞り、ボトルの水を掛けておく。
痛いのは確かだが、我慢できないほどではない。「アナフィラキシーショック」なんて言葉が浮かんできたが、花粉症にも無縁な田舎者なので(意味不明)・・・。
国道120号に出てすぐのところに薬局があり、薬を買おうかと迷ったが、面倒くささが先立ちそのまま直進。
PC2には13:42到着した。
へばなさんが心配されていた、店員へのブルベ実施のお知らせを済ませ、最後の登坂に向けて多目の補給。

PC2~GOAL(ニューサンピア栃木)90.1km クローズ20:30
最後の区間は90kmと長いが、何度も走っている道。地図なしでも帰れる。

120号線の交通量は、事実上の夏休み最終日とあってか、比較的多かったが、路肩がきれいに補修してあり走りやすかった。
片品側からの金精峠への登りは勾配は緩やかだが、すごく長い。あせらず、休まず、無理せず、ゆっくりとペダルを回す。
前方遠くに視線を遣ると精神的に堪えるので、5mくらい先を見るようにして進む。
スノーシェッドが2箇所くらい連続するが、中は日が射さないので快適だ。
丸沼高原ロープウェイ前の水場で給水。冷たくて気持ちよい。
丸沼はいつものように静かなたたずまいを見せていた。
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菅沼付近は小雨。前線と低気圧の影響から悪天候が懸念された中で、幸運にもここまで降られずに済んでいた。火照った身体にシャワーを浴びているようで気持ちよい。セラアナトミカを雨から守るため、コンビニ袋でカバーを施す。
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金精峠はPC2から27km、Cue26と27のちょうど中間に位置する。
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トンネルを栃木県側に抜けたところで、防寒対策として、レッグウォーマーとレインウェアを装着。
峠では雨はほとんど降っていないが、男体山方面には厚い雲がかかっている。ちょっと心配だ。
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湯の湖、戦場ヶ原を快調に進む。いつもより車が少ないようだ。
小田代が原への入り口付近の樹林。日が差しており、木々がきらきら光っている。
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中禅寺湖畔にいたると、本降りの雨となった。
いろは坂の路面は滝のようになっていた。ブレーキレバーを握りながら恐る恐る下る。
馬返手前の急な勾配をやり過ごし、やっと一息つけた。
が、清滝までは土砂降り。顔が痛いくらい。対向車から大量の跳ね水を浴びる。防寒対策のレインウェアが本来の役割を発揮する。
清滝から県道277号へ右折、滝ヶ原峠へ向かう。小来川方面からの登りとは様相を異にし、清滝からの登り勾配は緩い。
何と言うこともなく峠にいたる。
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峠の手前では、すぐ目の前を鹿が横切った。2頭はいたようだ。
滝ヶ原峠からの下りは、水が滝のように流れ、木の枝や石など異物も多数。
鬱蒼とした針葉樹林の中を走る道なので、夕方暗くなるのも早い。9月8日の宇都宮の日の入りは17:59、谷間なので17時過ぎは前照灯が必須だ。
いつもは清流が涼しげな黒川も、濁流で恐ろしげな様子だった。
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Cue30の所にある商店の自販機で赤コーラを補給。ここまで来れば、完走は確実だ。
県道70号をゴールのニューサンピア栃木へ向かう。はるか遠くで雷光が走っているが、幸い雨は降っていない。
18:45にゴール。
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ゴールした途端、激しい雨が降ってきた。
自走で帰ろうと思っていたのだが、妻にSOSを出して車でピックアップしてもらった。
同行したKさんだが、帰宅後メールをチェックすると、PC1~PC2で睡魔に襲われ仮眠したところ、OTとなってしまったとのこと。お疲れ様でした。

2日間を振り返っての感想など
(1)昨年の山岳200km×2とは逆周りのコース設定であったが、昨年とはまた違った魅力、厳しさがあった。特に1日目の榛名の登りはルートが厳しく、気温が上昇すると難度が増すかもしれない。2日目は、1日目ほどの獲得標高はないものの、アップダウンが連続し気力・体力を消耗する。が、昨年の2日目より概して標高の高いところを走るため、秋らしい爽やかな風を感じることができる。
(2)濃霧に阻まれ、その魅力を十分には堪能できなかったものの、渋峠付近の光景は圧倒的。苦労して登る甲斐があった。
(3)コース上、分かりにくい箇所は少ないが、ミスコースすると時間的に命取りになる可能性大。事前の十分な地図読みをお勧めする。
(4)補給可能な場所が少ないので、PCで携帯食調達を。また、自販機を見つけたら迷わず補給したほうが良いかも。
(5)山岳コースなので、防寒対策必須。1日目の古賀志林道付近の対策として十分な光量のライトの準備を。
(6)ヒルクライムの連続で脚を使い切り、ちょっとした坂でも1ケタ台のスピードに低下し、自分の弱さを呪いそうになった。が、休まず、ゆっくりとペダルを回していれば必ずや峠に辿り着く、という当たり前のことを改めて意識させられた2日間だった。
(7)蜂に刺された耳だが、痛みは取れたものの、大きく腫れ上がってしまった。そして、ひどくかゆい。妻の前で「マギー審司」の真似をさせられている。

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BRM907宇都宮200km山岳試走記

1日目
スタート地点である森林公園入りしたのは4:10ごろ。スタート時刻は4:00なのだが、うっかり寝坊。まあ、4:30までにスタートできれば良いのだが、厳しいコース設定なので、この程度の時間的ロスも痛い。
今日試走に出走予定は、Kさん(vyvさんとお呼びしたほうが良いのかな)、HEIZOさん、私の3人。が、HEIZOさんは抜歯後の調子が今ひとつらしく、DNS。Kさんと2人での試走スタートとなった。
4:15に出走メールを送信後、すぐにスタート。Kさんは私より遅れてスタートとなったが、なんとスタート直後、古賀志林道の登り始めでチェーン切れのトラブルに見舞われたらしく、DNFとなってしまったとのこと。なので、結果として単独行に。

Start~PC1(デイリーヤマザキ桐生黒保根店)82.6km クローズ9:32
勝手知ったる古賀志林道であるが、日の出前は真っ暗で不気味。9月7日の宇都宮の日の出は5:16。200kmだからと言って舐めずに、十分な光量のライトを準備したほうが良い。
車の進入を防ぐための障害物が複数設置されているのも要注意だ。登り始めにゲートと車止め、ピーク後右折するとすぐに車止め、南登山道入り口付近にもゲートが設置されている。
南登山道入口からの下り道は、狭い上に路面が悪く(雨の後は苔で滑りやすい)、テクニカルなカーブが連続するので注意が必要。間違って崖下に落ちないよう、ゆっくりと下る。
県道に出て西に進む。日の出前だが、散歩している人が多いのに驚く。文挾付近で夜明けを迎えた。
小来川より小さな峠を越えて古峰ヶ原街道に出る。一の鳥居を過ぎると本日最初の本格的ヒルクライムの始まりだ。
古峯神社までも、そこそこの登りが続くが、本番は神社を過ぎてから。
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ところどころ12~3%を超える勾配が現れる。カーブ表示が40で一旦ピークにいたる。
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少し下った後、再度登り返し。
横根高原入口にいたると、ほぼ頂上。
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豪快にダウンヒルを楽める箇所だが、粕尾峠に近づくにつれ路面が悪くなるので注意。
Cue14の粕尾峠を7時ごろ通過。
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昨日までに降った雨の影響か、足尾への下り坂はセミウェット状態。
Cue15の手前の下り坂左手に、地元では有名な水場があるのだが、朝から水を汲みにいる人がいるので注意。道路右側に車が停まっている場合、道路横断者がいることも想定した方が良い。今回も水場に人がいた。

国道122号は幸い交通量がそれほど多くなかった。下り基調なので、足休めができる。
PC1には8:19到着。
PCは進行方向右側になるので、横断時には車に十分注意。結構なスピードで飛ばしている車が多い。
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PC1~PC2(セーブオン吉岡上野田店)39.6km クローズ12:08
この区間は、起伏があまりないと想定していたが、出だしの県道333号、距離は短いものの、勾配がきつかった。昨年は今回と逆コースでこの道も走ったはずだが、あっという間に下ってしまったので、気に留めてもいなかったのだ。 写真は333号線への入り口。
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赤城山南麓を榛名山方向に向かう。養豚場が点在する緩やかな起伏のある道を進む。なんだか、見覚えのある風景と臭いだなと思ったら、昨年9月の300km山岳で使った道だった。
赤城山の大鳥居を横目に見ながら、榛名山に向けて徐々に高度を上げていく。
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坂東橋は路肩がほとんどない上、交通量も多いので、自歩道を進むのがお勧めだ。
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PC2には10:22到着。
ひどく蒸し暑かったので、補給を兼ねてアイスクリームでクールダウン。

PC2~Goal(渋峠)82.6km クローズ17:30
相馬原演習場や観光果樹園を通り過ぎると、県道28号への右折ポイントが現れる。
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榛名山に向かうこの県道28号、なかなかの曲者だった。最初は直登で極端な勾配ではないのだが、視覚効果と暑さで気分が萎える。
九十九折れが現れると勾配はいったんなだらかになるが、標高を上げるにつれ10%超の箇所も現れる。そしてカーブ番号32のところで15.8%の表示が。
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カーブを曲がった途端、目の前に現れた壁を見て戦意喪失。思わず足つきを余儀なくされた。余りに勾配がきついので漕ぎ出せそうにない。なので、へばな師匠秘伝の忍法「押し」で対処。
榛名山のピークはカーブ番号44あたりだったかな。
榛名富士は頂上付近が雲に隠れていたものの、今日も優美な姿を見せてくれた。
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長野原への下り道は路面もきれいで本来快適なはずなのだが、グルービング舗装が鬱陶しい。
郷原交差点からは国道145号を行く。今回使うのはバイパスのほうだ。長いトンネルが連続する。
最初のトンネルの車道中央には反射ポールが立っており、車が追い越しをかけにくい構造になっている。左側に広い自歩道があるので、こちらを進むのがお勧め。
トンネルを抜けると、遠くに八ツ場ダム関連設備と思しき構築物が見える。
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やがてSR600北関東のコントロールに指定されている大津交差点にいたる。大津から草津へ上る国道292号は直登で視覚的にもきつい。交通量も多くストレスがたまる。
加えて、本日本番初投入のオルトリーブのサドルバッグが、荷物の重さに耐えかねて垂れ下がり、後輪と干渉し始めた。
急遽、道端に落ちていた紐状のゴム(よく路上に落ちているトラック荷台の結束バンド)を拾って、応急措置。

国道沿いには親切にも標高の表示がある。これを見てモチベーションが上がるか下がるかは、その時の体力状況次第だろう。
私は後者だった。PCではないのだが、途中、セブンイレブン群馬草津前口店で補給。この時点で14:22。このコンビニでの補給は結果的に正解だった。この先の草津交差点のセブンイレブンは出入りする車で大混雑。補給するなら、大津交差点か、草津前口店がお勧め。
草津の市街地は観光客の車で大渋滞。無秩序に道路を横断する歩行者も多く、注意が必要だ。
草津交差点を左折すると、渋峠まで残すところ20kmだ。
草津白根方向を見上げるとガスがかかっている。雨だと嫌だな。
渋峠への登りは勾配が緩やか。10%を超えるような箇所はほとんどない。それでも蓄積した疲労は隠せず、8~9km/hくらいのスピードでチンタラと高度を上げていく。標高100mにつき10分くらい掛けるペースだ。
火山ガスが噴出する危険ゾーンを通過。
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この辺りから標高1800mくらいにかけて霧が濃くなった。視界は20~30m程度。ライトと尾灯を点灯する。後ろから見えているのかな?
レストハウスの手前辺りで急に視界が開けた。
草津白根方面と湿原を撮影。
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山田峠を通過すると、はるか前方に長大なスノーシェッドが見える。今走っている国道292号の野沢温泉側だ。ということは、渋峠はあれより高いところにあるわけね・・・。
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16:33ゴール。
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ゴールした旨のメールを送信した後、アームウォーマー、レッグウォーマー、レインウェアを装着し下山。この時点での気温表示は16℃だった。
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途中、「日本国道最高地点」の石碑前での記念撮影はお約束。
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下りでも濃霧に悩まされたが、40分程度で下山。
投宿先の「Hotel Taka草津温泉」を探す。自転車置き場が確保できるか懸念していたが、親切にも、玄関の中に自転車を置かせてもらえた。
チェックイン後、一風呂浴びて外出、近くの中華料理店で生ビールとバンバンジー冷やし中華を食す。良い気分になったところで強い雨音が。ホテルで傘を借りてきて正解だった。コンビニで明朝の朝食とPC1までの行動食、今夜の追加的アルコール燃料を調達。
22:00ごろ就寝。

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無事帰還しました。

8/31から9/1にかけて、BRM907およびBRM908(いずれも山岳)のスタッフ試走を実施し、無事帰還しました。
雨を心配しましたが、1日目は降られずに済みました。
2日目は・・・・、日光で土砂降りに遭いました。まるで滝のように雨水が流れる「いろは坂」の下りが怖かった。
詳細は後日。

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