山ッチの自転車漂流記

ブルベをはじめ自転車にまつわる雑多なことを書き散らします。

長野・草津方面ツーリング(2日目)

2日目のルート。
国道292号線で長野・群馬県境にある渋峠を目指し、ひたすら登り、長野原に向け、ひたすら下る。
宿泊先から渋峠まで32km、標高差は1,800m余りだ。

実は、計画時には、自走で宇都宮まで帰還しようと考えていたのだが、登坂の最中に家族より「今日は最高気温37℃、気をつけて。」とのメールを受取り、戦意喪失し、長野原からの輪行を決意した次第。

5時に起床し、身支度を整え、6時少し前に宿を発つ。ホテルの朝食は7時からなので、ホテル近くのローソンで朝食。
草津まで補給が期待できないので、飲料水、パワージェル、ソイジョイなどを調達する。
時刻は6時を少し回ったころ。さて、ぼちぼち参りましょうか。

国道292号線は、上林温泉までは緩やかな直登。行く手の山々を見ると、厚い雲が懸かっている。少し悪い予感。
直登部分をえっちら登っている時、黄色いクロモリフレームのロードを駆るサイクリストにパスされた。軽装備であるところから、地元のサイクリストと思われた。こんなところで朝練できるなんて羨ましい。それにしても速い。あっという間に視界から消えた。

直登部分が終わると、九十九折が始まる。ループもあったりして新鮮。ただ、勾配はきつくなり、ところどころ10%超の区間が出現する。
途中で先ほどパスしていったサイクリストがウィンドブレーカーを着て下りてくるのにすれ違った。「がんばれ~!」と声を掛けられる。

スタートして16km、登り区間の中間点にある「坊平橋」から湯田中方面を望む。標高は1,200mほど。
a1-DSC_0452.jpg

気温は20℃ほどで快適だ。
ただ、脚が売り切れ気味で、スピードは1ケタ台だ。
沿道には、スキーの聖地らしく、リフトやゴンドラが次々現れる。
途中、脚がきつくて何度か足つき休憩したが、熊の湯スキー場辺りで小休止。麓で調達したパワージェルで補給。

標高1,800mを超えるあたりから霧が出てきた。太陽は全く顔を出さない。
暑くなくて良いのだが、峠付近の眺望は期待できそうにない。
2,000m付近からは風が出てきた。北西からの風なので基本は追い風基調、売り切れた脚には助かる。
雨具でフル装備のサイクリストとすれ違う。そう言えば、30kmの長い登りの途中、すれ違ったサイクリストは2人のみ。
草津側は大荒れなのかも。

視界10mほどの深い霧の中から、突然、右手に建物が現れた。横手山レストハウスだ。
自販機があるので、ここで暖かい缶コーヒーで補給。標高、濃霧、強風で、登りといえど身体が冷え気味だ。
休んでいる間、風はますます強まる。
a1-DSC_0456.jpg

9時半ごろ県境の渋峠ホテル前を通過。
ホテル前に草津側から登ってきたというサイクリストがいたので話を聞くと、麓は快晴だが、峠付近は風が強く、何度か吹き飛ばされそうになったということ。
a1-DSC_0459.jpg

身体が冷える前にレインウェアを装着し、草津側に向かう。
気温表示は12℃、風が強いので体感温度は1ケタ台だ。
a1-DSC_0461.jpg

「日本国道最高地点 標高2,172m」のモニュメントの前でお約束の写真。
ただ、強風で自転車が吹き飛ばされないか気が気でなかった。
視界は全く効かない。
a1-DSC_0464.jpg

強風というより暴風と戦いながら下る。九十九折なので、風を受ける向きが頻繁に変わる。特に横風が危険で、スピードを出し過ぎないように、またふらつかないように慎重に進む。
普通は50km/hくらい出る区間でも、向かい風になると30km/hほどしか出ない。
霧の方は、標高1,800mくらいまで下りてくると、ようやく薄らいできた。高原らしい風景が顔を現す。
a1-DSC_0468.jpg a1-DSC_0466.jpg

草津に近づくと、何人ものサイクリストが登ってくるのにすれ違った。みんな軽装だけれど、頂上まで行くのだろうか?
下りはあっという間で、天狗山スキー場前を通過。雲は多いが、確かに良い天気だ。
a1-DSC_0472.jpg

この後、セブンイレブンで補給しながら、先々の酷暑を考慮し、長野原草津口駅からの輪行を決断。
草津に来るたびに寄っている「長寿の湯」で汗を流した後、国道292号線を長野原の大津まで一気に駆け下りた。
大津のコメリでサイクルカバー等を調達し、即製の輪行袋を拵える。
13時16分発高崎行きに乗り、新前橋で乗換え、宇都宮には17時ごろ到着した。

2日目は70km弱しか乗っておらず、中途半端なツーリングになったが、電車の旅も一興であった。

スポンサーサイト

PageTop

長野・草津方面ツーリング(1日目)

8月8日~9日、休みが取れたので、久しぶりにツーリングに出かけてきた。
行き先は、1日目が長野方面、2日目が志賀高原、草津方面。
昨年の8月に奥只見方面にツーリングに行って以来、ロングランドはほぼ1年ぶりだ。
昨年春ごろまでは、ブルベだ、試走だと、月1000kmくらいは走っていたのに、何かと忙しくなり、全くといってよいほど走れていない。
高温警報も予想されるなか、不安を抱えつつ出発。

1日目のルート。

宇都宮から、栃木~佐野~足利~桐生~前橋と進み、その後国道18号で千曲市まで。国道403号線に転じ、宿泊先はホテルルートイン中野。
朝5時に自宅を発つ。
早朝は涼しくて気持ち良い。
が、足利市内を通過するころは、陽が高くなり、本格的な暑さに。足利は信号待ちが多く、停車するたび汗が噴き出してくる。
早くも消耗してきたので、8時ごろセブンイレブン足利鹿島店で小休止。コーヒーとパンで腹ごしらえ、先に備える。

信号待ちを繰り返しながら、前橋市内を通過。
自宅からちょうど100km地点がグリーンドーム。これも何かの縁と、記念撮影。
時刻はちょうど10時。100kmに5時間もかかっている。


前橋郊外の田舎道を西に進み、安中で国道18号に合流する。東邦亜鉛の精錬工場が威容を放っている。
a1-DSC_0423.jpg

時刻は11時ごろ、気温表示は既に35℃を指している。
安中駅のベンチで小休止する。駅からは要塞のような精錬工場を間近に望むことができる。
a1-DSC_0427.jpg

安中市内は旧中山道を進む。狭い道だが、旧跡も多く、良い雰囲気だ。暑すぎて写真は撮っていないけれど。
旧中山道と国道18号の合流地点にあるセブンイレブンで昼食。
ここではロックアイスを調達し、ボトルに詰め込んだ。

18号線を進むと、左手に妙義山を望むビュースポットが現れる。松井田の辺りか。
a1-DSC_0431.jpg

本日のメインディッシュ、碓氷峠にとりかかる。
ほどなく、名所「めがね橋」が現れる。他県ナンバーの車が何台も停車しており、記念撮影に興じていた。
倣ってパチリ。
a1-DSC_0432.jpg

この峠道には、群馬側からカーブ番号が付されているのだが、全部でいくつのカーブがあるのか事前に調べていなかった。
80くらいかな~とあたりをつけて進むも、100を超え、なかなか途切れない。
勾配はそれほどでもないのだが、一番暑い時間帯に重なってしまい、辛い。
冷却用にと氷を詰めてきたボトルだが、中身は既にお湯状態だ。
結局、カーブ数はトータル184もあった。
13時45分に峠を通過した。いよいよ長野県だ。
a1-DSC_0438.jpg

軽井沢は標高950mほど、さすがに少し涼しい。
夏休み期間中とあって、軽井沢駅周辺は観光客で溢れていた。
a1-DSC_0440.jpg

小諸方面に進むと少し登り返しがある。疲れてきたので、借宿というところのセブンイレブンで小休止。
猛烈にビールが飲みたかったのだが、ノンアルコールで我慢。
a1-DSC_0442.jpg

上田にかけては長い下り坂。気持ち良いのだが、標高を下げるごとに蒸し暑さが増していく。
そんな中、SR600のフレームバッジをつけたローディとすれ違った。

上田市内に入り、大河ドラマ「真田丸」で話題の上田城に立ち寄る。
時刻は16時を回っており、駐車場を出る車の方が多かったようだ。
人出はピークを越えたとはいえ、多くの観光客が日陰を求めて右往左往していた。
大河ドラマ関連の急ごしらえのイベント施設などが目を引いたが、個人的には掘割跡などが名城の雰囲気を醸し出していたと思う。記念碑のプレートに自身の姿が映り込んでいるのはご愛嬌。
a1-DSC_0443.jpg a1-DSC_0448.jpg a1-DSC_0449.jpg

国道18号を長野市方面に進む。夕方の帰宅時間帯に重なってしまい、通行量の多さに閉口する。
暑さと疲れで少し集中力を欠いていたせいか、ミスコース。
長野市内を避け、篠ノ井橋手前で右折し、国道403号線に転じるべきところ、篠ノ井橋を渡ってしまったのだ。
渡り終わった所で気付き、引き返す。

国道403号線、松代付近では川沿いや高速道路沿いを進む側道といった風情。向い風が強く難儀した。
コマを進め、須坂市に至るころ日没となった。
小布施町は雰囲気のある街並みで有名だが、残念ながら真っ暗で何も見えなかった。

中野市の宿泊先には19時半ごろ到着。親切にも自転車は玄関内に置かせていただけた。
チェックインして、シャワーを浴びて、コインランドリーで洗濯して、ホテル内のレストランで食事して、沈没。

PageTop