山ッチの自転車漂流記

ブルベをはじめ自転車にまつわる雑多なことを書き散らします。

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BRM804宇都宮200km 試走編

8月4日(土)~5日(日)に本番が開催されるAJ宇都宮の山岳ブルベ。
本番ではスタッフのお手伝いをすることとなり、今回も認定試走にトライ。
1日目のコースはこんな感じ。古賀志林道、滝ヶ原峠、いろは坂、金精峠、背嶺峠、権現峠、暮坂峠、渋峠とまさに「峠三昧」。獲得標高は5,520mだって・・・。


START(宇都宮森林公園大駐車場)~PC1(花の駅・片品 花咲の湯)
 101.6km クローズ10:32

スタートはいつもの森林公園。今日のお供はDEDA号、登坂に備え、少しでも軽くするためだ。
今日はスタッフのB東さんも出走するはずなのだが姿が見えない。
4:00になってしまったので、証拠写真をスタッフ用MLで送信して出発する。
s20120729-001.jpg 120728_0400~0001

まだ暗い中、古賀志林道を登る。数えきれないくらい登っている道だけれど、この時間帯は初めて。
ガサガサと獣の気配もして不気味。
城山西小の脇を通り、県道70号に出る。
小来川に向かっている途中で夜が明けた。

南小来川付近で通り雨に遭遇した。
雨具を着けるほどではないが、サドルをビニール袋でカバー。
セラアナトミカは防水をうたっているが、長い間雨にさらすとバナナの皮のようにへたってくるのだ。
幸い、黒川神社の辺りで雨雲の下を通過できた。

今日最初の関門「滝ヶ原峠」。こんな早い時間に通るのは初めてだ。
クマ出没情報などもあるので、熊鈴を鳴らしながら進む。
いつもなら心拍を上げて自分を追い込んだりしてみるのだが、今日はこの先の行程を考え、無理せず超スローペースで進む。

次は「いろは坂」。ここでは再び小雨に降られた。が、身体が適度に冷却されて気持ち良い。
中禅寺湖到達は6:53、まずまずのペースだ。
s20120729-002.jpg

戦場ヶ原から見上げた男体山の雄姿。ここまで休みなしだったので、三本松のレストハウスで小休止。写真のようにサドルにはビニール袋装着。不格好だが効果てきめん。結局、最後までビニール袋は外さなかった。
s20120729-003.jpg s20120729-004.jpg

高度を上げるごとに天気が良くなっていく。高原特有の爽やかさも相俟って実に気持ち良い。
金精トンネルは8:04に通過。
120728_0804~0001

トンネルを抜けると群馬県、ここからはひたすら下りだ。路面が荒れた箇所も多いので、飛ばしすぎは禁物だ。
念のためアームカバーとレッグウォーマーを装着。

金精峠から約40分で、コマ図17の「鎌田交差点」に到達。約1,000mダウンヒルしてきたわけだ。
写真は、交差点から眺めた「尾瀬大橋」。
s20120729-005.jpg

事前の下調べではPC1での補給は期待できないので、セブンイレブン片品須賀川店に寄り補給。

ここまでは道に迷うような箇所はないのだが、要注意はコマ図18。
写真のように地味なポイントだ。
沼田市に入ったら、進行方向左側に注意し、「立沢下」のバス停を見逃さないように。ここを見過ごし登り返すのはキツイ。
s20120729-008.jpg

PC1に指定されている「花咲の湯」には9:25到着。金精からの長い下りがあったので1時間強の貯金ができた。
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営業時間は10:00からなので、買い物はせず、写真のタイムスタンプで通過証明。

PC1~PC2(セーブオン中之条平店) 44.6km クローズ14:16
この区間では暑さに悩まされた。余裕のない走りを反映して、写真は2枚のみ。

1枚目は背嶺峠ピークにある「背嶺トンネル」。PC1からは4.4kmで比較的短い登り。が、勾配がそこそこあるのに加え、虻が身体にまとわりつく。なんだか痛いなと思ったら、脚を食われていた。畜生め。
s20120729-010.jpg

背嶺トンネルから沼田市街までは、快適な長い下り坂。途中、高校生の集団がランニング練習していた。合宿なのだろうか、熱中症になるなよ。

沼田市内からPC2までは、灼熱地獄。
途中、ロックハート城入口付近に「権現峠」があるのだが、そこに至るまで何度か足つき休憩を余儀なくされた。
気温が高くなければ、何ということはない坂なのだろうが・・・。
この峠はPC1から32.8kmのポイントだ。

PC2の「セーブオン中之条平店」には11:37に到着。この区間、2枚目の写真はここの写真。もう少しまともな撮り方あるだろうよ・・・。余裕のない証左。
120728_1139~0001

このPCの直前にある気温表示は「33℃」を示していた。
コンビニのレジでは、地元のおじさんが「冷やした長いキュウリはないのかよ!」と駄々をこねていた。

2時間半以上の貯金ができたが、この先の厳しさを考えると全然余裕は感じられない。

PC2~FIN(渋峠ホテル駐車場) 58.8km クローズ17:30
いよいよ最終区間、草津温泉を経由して、国道の最高標高地点(2,172m)でもある「渋峠」を目指す。
が、その前に「暮坂峠」という関門が待っている。
暮坂峠に至るためには、標高500mから1,000mまで登るのだが、勾配よりも暑さが問題。
ボトルの水を頭にぶっかけながら進むのだが、すでにボトルの中はお湯状態。
PC2から17.8kmのポイントに水場があるので、リフレッシュ。
s20120729-012.jpg

途中で見かけた「牧水会館」。今日は寄る余裕はないが、後日訪ねてみたい。
s20120729-013.jpg

暮坂峠手前1kmくらいのところでは、大掛かりな工事が行われていたが、通行に支障はない(夜間は通行止めにするらしいが)。
暮坂峠からは5kmほどの下り。コマ図36を直進してしまうリスクがあるが、樹林帯を抜けたらすぐに右折の用意。
写真のように細長い石碑のようなものがある。写真は右折後、町道から振り返って撮影。
s20120729-014.jpg

この後、草津温泉に至る登りに入るわけだが、すでに脚を使っていることもあって回転が上がらない。
しかも、温泉街まで数㎞というところで雨が降り出した。
コマ図39まで来たところで、とうとう土砂降り。あわててセブンイレブン群馬草津東店に避難。この時点で14:30くらい。買い物して補給しながら、雨が弱まるのを待つ。
弱まるどころか、あれっ、雷鳴まで聞こえてきたんですけど・・・。
s20120729-016.jpg

心の中の悪魔が「ここまで来れただけでも十分、今日泊まる宿も近いからここでリタイアしたら」と囁く。
15:00を回り、登るかどうか最終決断しなければならないなと考え始めていたところ、雨脚が弱くなった。
雷雲も通り過ぎたようだ。
アタック開始!

雨でビショビショの道を進む。
が、草津国際スキー場を過ぎてしばらくすると、路面が乾いている。山の天気って不思議だ。

高度を上げ、標高1,800mを超えるとガスが濃くなってきた。対向車はみなライトを点灯している。
素晴らしい眺望を期待していたのだが、今日は無理っぽい。日ごろの行いを改めないと・・・・。

この道、勾配はきつくないのだが、とにかく長い!ここに至るまで十分に「山岳」を堪能してきたので、脚もいっぱいいっぱいだ。心の中で悪魔がまた何やら囁いている。

コマ図42の万座との分岐点を通過したあたりで雲が下から湧き上がってきた。お願い、雷だけはやめて。
必死に漕ぐが、スピードは全く上がらない。疲れのせい、あるいは空気が薄いせい?

ゴールの「渋峠ホテル」には16:58到着。達成感というよりも、「呆然自失」的な不思議な感覚。
AJ宇都宮のMLと妻あてに到着のメールを発信。
s20120729-017.jpg s20120729-018.jpg

ゴール後
草津温泉からゴールまでは「下手するとOTになってしまうかも」という危惧から、全然写真など撮る余裕はなかった。
なので、温泉街まで戻るまでに何箇所かで記念撮影。
まずは、定番の「日本国道最高地点」。同所から眺めた山の風景。ほとんどガスの中だ。
s20120729-019.jpg s20120729-020.jpg

ここから、下り始めたところ、軽快なペダリングで登ってくるサイクリストとすれ違った。なんとB東さんだ。
てっきり、DNSなのかなと思い込んでいただけにビックリ。
慌てて停車し、後を追おうかとも考えたが、登り返す気力はないので断念。

下りながら、ガスの切れ目を見つけては、風景写真を撮る。
s20120729-021.jpg s20120729-023.jpg s20120729-024.jpg


本来は立ち止まってはいけない「殺生河原」。写真では分かりにくいがこの辺りから草津市街まで路面はハードウェットだった。
s20120729-025.jpg

その後、滑らないように慎重に下りながら温泉街まで戻ってきた。
宿は草津交差点にほど近い「草津温泉ビジネスホテル アゼリア」。チェックインを済ませ、あらかじめ宅配で送っておいた着替等の荷物を受取る。
女将さんに駐輪するガレージまで案内してもらおうとしていたら、B東さんがやってきた。聞けば、B東さんもここに泊まりとのこと。
ホテルは素泊まりなので、19:00に待ち合わせし、ホテル近くにあるとんかつ屋さん「とん香」で夕食。生ビールをオーダーし、祝杯を上げた。
「あまり飲みすぎると熱中症になりやすいからね」と1杯だけで我慢。

が、宿に戻ってから日本酒2合と缶ビール1本を追加。何やってんだか・・・。

本日の距離:238km(月間累計:1,002km)
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コメント


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お疲れさまでした

お疲れさまでした。雷雨は大変でしたね。雷雨などで物理的に DNF になってしまう危険性もあるコースですね。今から,お祈りしておかねば。^^;

それにしても yama さんにして,そこまで追い込まれるとは,やはり大変なコースですね。心して掛からねば。

当日はお世話になります。よろしくお願いします。

なでら男 | URL | 2012-07-30(Mon)05:31 [編集]


お疲れ様でした。

お疲れ様でした。

「暑くて試走も大変だろうな~。」なんて思っていたら変わりやすい山の天気も難敵だったんですね。

夕食に生ビール、宿で更に追加。
多分自分も同じ行動かと。(笑)

二日目のレポートも楽しみにしてます。

ロンリーH | URL | 2012-07-30(Mon)06:52 [編集]


Re: お疲れさまでした

なでら男さん
草津は自転車を含め5回目くらいですが、私が行った時はほとんど雨か雪です。
おっしゃるとおり、天気だけはお祈りするしかありませんね~。

それにしてもキツイコース設定でした。昨年、山岳2日目にこのコース(一部異なるようですが)を完走した方たちは本当にリスペクトに値すると思います。

当日はガンバってください。適度に天候に恵まれると良いですね。

yama | URL | 2012-07-30(Mon)07:30 [編集]


Re: お疲れ様でした。

ロンリーHさん
山の天気も難敵でしたが、やはりコース設定が「鬼」でした。

調子に乗ってアルコール摂取に励んでしまいましたが、危惧したとおり翌日はツケを払わされました(汗)。

後編、しばらくお待ちください。

yama | URL | 2012-07-30(Mon)07:33 [編集]


祝完走!

・改めて、お疲れ様でした&完走おめでとうございます(^_^)v
・PC2で2時間半以上もの貯金があるというのは、さすがの速さですね(^^♪
・草津では、やはり「雷」でしたか! レーダー見ていたら、そんな感じだったので心配してました。
・荷物を送って置いたんですね、さすが! 私たちは持って行きましたので、じゃまでした(^_^;)

へばな | URL | 2012-07-30(Mon)08:00 [編集]


お疲れ様でした

私はエントリーしないで、大正解(笑)
200で獲得5000なんて、絶対に無理!
理由は、女の子だから(爆)
まだ、パンクも直せなし…

阿部 | URL | 2012-07-30(Mon)20:10 [編集]


お疲れ様でした。

この猛暑の中、草津まで自走で行けるとは…
草津には毎年のように行っていますが(もちろん車で)、自転車で行けるものなのですね。
もっと精進し、いつか行って見たいと思います。

naoy | URL | 2012-07-30(Mon)20:38 [編集]


Re: 祝完走!

へばなさん

ありがとうございます。
草津の雷雨にはまいりました。早まってDNF宣言しなくて良かったです。
荷物を持ち、しかもMTBで完走というのも凄いです。

yama | URL | 2012-07-31(Tue)00:56 [編集]


Re: お疲れ様でした

abeさん
昨年は女の子も立派に完走されていましたよ。
パンク修理は、そうですね、パンクしてから考えましょう。

yama | URL | 2012-07-31(Tue)00:58 [編集]


Re: お疲れ様でした。

naoyさん
標高を上げていくと猛暑とは無縁の世界でした。その過程が地獄でしたけど(笑)。
北海道で開催のブルベに神奈川から自走で行って自走で帰ってくるというツワモノもいらっしゃいますので、草津はまだまだ「近所」の部類かもしれません(笑)。
草津自走、naoyさんなら、きっと今の実力で十分可能だと思いますよ。

yama | URL | 2012-07-31(Tue)01:03 [編集]


お疲れ様でした

お疲れ様でした。2万5千の地図を買ったら「小雨」という地名があり、山では突然の雨があることを改めて実感してしまいました。装備も少し考えます。実は初めてのチャレンジ、しかも50過ぎのサイクリストなので実はドキドキです。時間配分も計画済みなのですが、参考にさせていただきます。

カクタス | URL | 2012-08-01(Wed)16:35 [編集]


Re: お疲れ様でした

カクタスさんへ
コメントありがとうございます。
草津~渋峠あたりは積乱雲の発生場所ですから、雨に遭遇する確率が高くなるのはある意味仕方ないのかもしれません。
レインウェア(上)は、下りのウィンドブレーカー代わりにも使えますし、持って行った方が良いと思います。
暑くなることが予想されますので、無理をせず頑張ってくださいね。

yama | URL | 2012-08-01(Wed)23:44 [編集]


BRM804と805を走らせていただきました。
改めて試走レポートを読ませてもらうとしみじみ伝わります。
自分は草津在住の友人宅に泊まりましたが、夕食は同じ「とん香」さんで同じような時間にジャンボヒレカツ定食を食べました(笑。
PC到着も同じような時間でしたので今後も試走レポートを良く参考にさせていただこうと思います。
ありがとうございました。

vyv00411 | URL | 2012-08-06(Mon)15:36 [編集]


Re: タイトルなし

vyv00411さん
山岳ブルベ完走、おめでとうございます。そして大変お疲れさまでした。
2日目のコンディション(特に暑さ)から、完走率はもっと低いのではないかと話していましたが、結果的に8割近い完走率、皆さんの強さに感服いたしました。

草津の夕食は「とん香」さんでしたか。私の場合、試走の後、胃が受け付けるかちょっと不安な状態でしたが、不思議と頂けました。

今後もよろしくお願いいたします。

yama | URL | 2012-08-07(Tue)00:36 [編集]


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