山ッチの自転車漂流記

ブルベをはじめ自転車にまつわる雑多なことを書き散らします。

BRM720宇都宮600kmの試走(往路編)

BRMのスタッフ試走は、本番の2週間前から可能になるのだが、7月6~7日は娘の帰省など用事が重なったこと、3連休の前2日で試走すれば、最後の1日は休息に充てられるとの思惑から、13日スタートを選択した。
13日スタートにはI塚代表のほか、B東さん、HEIZOさん、私の4名がエントリーしていた。I塚代表は0時スタートを選択、B東さんはスタートを14日に変更した。

3時半起床で軽めの朝食後、自走で宇都宮森林公園に向かう。
4:40くらいに現地到着し、時間調整。早朝の森林公園。今日は暑くならなければ良いなあ。
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しばらくするとHEIZOさんが車でお越しになった。さすがに今日は自走ではない。
定刻にエビデンスの写真を撮り、メール送信。
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往路のルート。


HEIZOさんは春に脚を骨折され、リハビリ中であり、今回が事実上のブルベ復帰第1戦。とは言え、私とは地脚が違いすぎるので、鶴CCからN293の間で静かにお見送り。この後、PC3までお会いすることはなかった。

PC3の猪苗代までは一昨年、昨年と全く同じルート。定番となった感のある道を淡々と走る。
連日猛暑が続く当地だが、走っていると早朝は涼しい。
鬼怒川の橋を渡り、塩谷町に入るころに小雨が落ちてきた。シャワーを浴びているようでかえって快適。
那須塩原市に入るころには、路面のウェット度合いが増してきたが、泥除けを装着しているので不快というほどではない。ただし革サドルは水に弱いのでビニール袋でカバーを施した。

PC1のセブンイレブン那須関谷店には7:09到着。1時間以上の貯金ができた。今日のコースはPC3以降が厳しいので、この貯金は貴重。
自転車を立て掛けていると、「お疲れ~」との声。声の主はロンリーHさんだった。郡山から那須まで、わざわざ応援に駆けつけてくれたのだ。差し入れまで頂戴し、ありがとうございました。
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HEIZOさんは7時前に到着し、すぐに出発されたとのこと。東北地方はまだ梅雨明けせず、山形県に入る時間帯には本降りになるかもしれないとの情報をいただく。まあ、暑さで熱中症になるよりはましか。
ロンリーHさんとお別れし、先を急ぐ。

那須町の気温表示は22℃。さすがに涼しい。
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那須町、西郷村、白河市と駒を進めるにつれ、確かに雨脚が強くなってくる。
路面が滑りやすいので、特に下りは気を付ける。
PC2のセブンイレブン大信増見店には9:15到着。貯金は2時間超に増えた。
HEIZOさんは、すでに出発されたらしい。

PC3までルートには勢至堂の登りがある。
最大勾配は10%程度。勾配がきつくなったところでダンシングしバイクを振ってみる。クロモリバイクに加えTopeakのバッグを装着しているので結構重い。バイクを振った方と逆方向に振り戻されるような感じがする。
ピークのトンネル通過。
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トンネルを過ぎると湖南町、雨脚が明らかに強くなった。猪苗代湖が水蒸気を供給しているせいだろうか、私が当地を訪れる際は雨の時が多い。
猪苗代湖の様子。視界が悪い。
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晴れていれば雄大な姿を見せてくれる磐梯山もこの通り。
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PC3のセブンイレブン猪苗代若宮店には12:01到着。貯金は3時間半弱に増加。
HEIZOさんが雨具に着替えスタートするところだった。
PC3では、この後のヒルクライムに備え「特製牛めし」380円也を食す。
食事を摂りながら、間近に見える磐梯山やコンビニ名が入った除雪車?を眺める。
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さて、次は往路のメインイベント、土湯峠、浄土平越えだ。
雨が強いのでレインウェアを羽織る。が、N115の勾配がきつくなるにつれ邪魔になり脱ぐ。代わりにアームウォーマー、レッグウォーマーを着ける。
横向大橋を渡るとすぐ左折ポイント、D30の登りに入る。霧がだんだんと濃くなっている。ほどなく土湯峠のピークに達する。以前建っていたドライブインの廃屋は取り壊されていた。
ここで進路を磐梯吾妻スカイラインへと変える。
濃霧で視界はこんな感じ。
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スカイラインは初めて走るので、長さ、標高差のイメージがない。土湯側からの登りは比較的楽だと聞いていたが、なかなかどうして。湖見峠という場所があったので、そこがピークかと思い、下りに備えレインウェアを装着すると登りが続く。また脱ぐ。何しろ霧で視界が全く効かないので、どこがピークか想像すらつかない。
ふと見ると路面に「標高1400m」という表示が。わざわざ標高を入れるくらいだから、ピークは近いのではないか。
と、次は「標高1500m」「1600m」と続く。
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ピークまであと●mとカウントダウンなら励みになるのだが・・・。
ようやく「最高点」に到着。ピークは1622mだった。
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ここからは緩やかな下りとなり、ほどなく浄土平を通過。天気が良くないにもかかわらず、駐車場には多くの車が出入りしていた。吾妻小富士がすぐ目の前にある。レストハウスの向こうには一切経山も見える。
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ここから先は長い下り。福島側に下り始めると荒涼たる光景が広がる。渋峠手前の草津白根あたりの風景によく似ている。
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コース監修のS藤前代表からは「火山ガスが危険。特に無風の時は止まらずに速やかに下ること」との情報があったが、この日は強風。暴風に近いかもしれない。横風を受けると自転車ごと吹っ飛びそうだった。
長い下りは寒く、タイトコーナー多く、路面もウェットとダウンヒルを楽しむような状況ではなかった。
ブレーキレバーを握りっぱなしだったので指先が痺れてきた。ブレーキシューも見る見る減ってきて、車体は真っ黒。

長い下りを終えると左折して広域農道に入る。本場とあって果樹園が多い。
PC4の手前、飯坂に差し掛かったあたりで前方にレインウェアを着けたサイクリストを発見。HEIZOさんかと思って声をかけるとI塚代表だった。
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浄土平への登りの途中、睡魔にやられ、タイムアウトになってしまったとのことだ。残念でした。
11日に出走していたへばなさんも、PC7で2分の差でタイムアウトになってしまったとの情報を得た。
PC4セブンイレブン飯坂八景店には15:59到着。貯金は3時間45分。
すでに到着していたHEIZOさんと「すさまじい破壊力だったですね、この区間は」など感想を交換。
I塚代表はここでDNF宣言し、輪行で戻られるという。お疲れさまでした。

さて、次は最長区間、折り返しのPC5までの84.1kmだ。酷道として名高いN399や稲子峠、金山峠など未体験ゾーンを通過する。
緩やかに登るN399を行くと、前方にダムが見えてきた。茂庭っ湖だ。まだこの辺りでは道幅も広く、路面状態も良好。
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ダム湖の畔に至り、写真を撮りながら走っていたら、前輪から嫌な振動が。パンクだ。
すぐにチューブ交換。サルが数匹、じっとこちらの様子を覗っている。見ていないで手伝っておくれ。
ダム湖の西端に至ると、国道はその姿を「酷道」に変える。幅員狭小、路面も荒れている。写真のような感じで、言われなければまるで林道だ。
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林の切れ目で目の前に巨大なコンクリート擁壁が現れた。何かに似ている・・・。ベルギーワッフルだ!
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N399から稲子峠方面に右折するポイントを見逃さないか心配していたが、杞憂だった。突然、小集落が現れるので、それが目印だ。
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問題はその後。稲子峠の上り下りはN399以上に道が荒れており、危険。暗くなってからの通過はリスクが伴う。急遽0時スタート枠が設けられたのも頷ける。
日没を前に雨が強くなり、心細い。
途中で、補給のために停車すると、やぶ蚊に襲われた。

稲子峠に比べると金山峠のほうは易しい。峠というほどでなく、アッという間にピークに到達する。が、ピークの手前で今日2度目のパンク。また前輪だ。雨の中走るとパンクが多くなるのだろうか?異物が残っている可能性もあるので、今度は慎重に。

上山市内に入り、楢下宿を通過しているころに完全に日が暮れた。
ふと、サイコンを見るとスピード表示がされず、距離計も止まったまま。センサー部の電池切れが考えられるが、ここから先はPC5まで昨年と同ルートなので記憶を頼りに進む。
N458沿いのセブンイレブンで、電池を購入し交換するが、無反応。結局、ゴールまでサイコンなしで走る羽目になった。

PC5の最上川ふるさと公園には21:25到着。貯金はほとんど増えていない。
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センターハウスのエントランス前で、HEIZOさんがお待ちになっていた。40分以上待たせてしまったようだ。
HEIZOさんは4.6km先のローソンで補給を摂られるという。私は電池を購入したセブンイレブンで補給を済ませたので、先に進むことにした。

復路編へ続く。
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